全校からのお知らせレポート
そもそも「国際協力」とは何か?
公開日:2019年06月11日

皆さん、こんにちは。
担任助手の金井映里香(慶應義塾大学文学部人文社会学科社会学専攻3年、跡見学園高校卒)です。
本日、FASID国際開発プログラム第6回が行われました。
今回は公益財団法人笹川保健財団会長の喜多悦子先生をお招きし、公衆衛生や医療にまつわる貴重なお話を頂きました。
喜多先生ご自身がUNICEF職員として難民キャンプに赴いた際の経験談では、燃料も材料もない中で離乳食をどのように作ればいいのか、大変に悩み、苦労をされたという事例が挙げられ、生の声だからこそ非常に心に響きました。

質疑応答では、多くの質問が飛び交い、具体的な国際医療支援の実態やトリアージュのことについて尋ねた生徒もいました。
生死の淵をさまよう極限状態の中で、治療の優先度を決定して選別していく、現場の緊迫した雰囲気を私たちも肌で感じられました。

後半は、グループプレゼン向けて、グループディスカッションを行いました。議論も大詰めに入ってきており、国や地域を絞った具体的な内容が話し合われていました。
次回講義の冒頭では途中経過をプレゼンテーションしてもらう予定です。杉下先生からのアドバイスも参考にしつつ、ブラッシュアップしていきましょう!