全校からのお知らせレポート
国際社会で生きていくためには、、、
公開日:2019年06月28日
皆さん、こんにちは。
担任助手の金井映里香(慶應義塾大学文学部社会学専攻3年、跡見学園高校卒)です。
昨日、池袋校ではFASID国際開発プログラム第9講が実施されました!
今回はまず冒頭に、本プログラムの卒業生お二人にお話しして頂きました。

第一言語が英語という、上智大学国際教養学部の先輩は、大学では地球的規模の問題を英語で学んでいます。志望理由書の研究テーマは当時のプログラムで得た知識が強く反映され、実感のあるものになったからこそ合格に繋がったそうです。(写真右)
SFCの先輩は、エシカルファッションを学ぶためにアメリカの大学に留学して帰国したばかり。高校2年次にプログラムで国際開発について学んだことが大学での研究にも直結していると話してくれました。(写真左)


続いて、池上清子先生(前国連人口基金東京事務所長、長崎大学医学部教授)がSDGsの考え方やグローバルな社会で生きていくために必要なあり方について講義をしてくださいました。
国連やNGOで活躍されてきた池上先生だからこそ、紛争地など現地の健康問題や難民キャンプでの様子がリアルに伝わってきました。


中でも印象に残ったのは、OECD諸国において日本のジェンダーギャップ指数は圧倒的に低く、データ上2030年までに解決不能と判断されていることです。
ジェンダー問題の解決に向けては、私たちの先入観を捨て去り、多様性を認め合う社会の実現が急がれるなと痛感しました。
その後の質疑応答でも国連とNGOにまつわる様々な質問があがっていました。答えきれなかったものは、来週の講義で答えてくださるそうです。
池上先生は来週も来てくださいます!杉下先生と池上先生のトークセッションに、なんと塾生も参戦するとか・・・ どんな講義になるのか、楽しみです!