池袋校レポート
私の研究テーマ紹介~石井翔編~
公開日:2020年06月30日

皆さん、こんにちは!
池袋校担任助手の石井翔(慶應義塾大学 環境情報学部 環境情報学科3年、西武学園文理高校卒)です。
これから高3生にとっては出願に向けた勝負の夏、高2.1生にとっては進路発見の夏が始まります。
そんな時期だからこそ、本日は私が大学で実際に行っている研究の中身をご紹介します!
1.どんなことを研究しているのか?
私は、西川葉澄さんの「外国語と想像力」という研究会でシャドーイングについて研究しています。私の最終ゴールは、ずばり「シャドーイングの個別最適化」です。現在は、その一段階前の研究をしています。(詳しく聞きたい人は、石井まで連絡ください)
2.どうやって研究テーマを設定したのか?
私の研究テーマは、私自身の経験に基づきます。
現在私は、英語・中国語・スペイン語・イタリア語・インドネシア語・エスペラントを学習しています。
その学習過程において、リスニング力の向上を目的として、シャドーイング を頻繁に行っていましたが、なかなか聴解能力の向上が感じられませんでした。
そこで、「シャドーイングによる聴解能力の向上の方法が確立されていたら、言語学習が効率よくなるのではないか」と考えました。しかし現段階において、シャドーイングの効率的な学習方法の先行研究がありません。「ならば私が、それを確立すればいい」と考え、研究を始めました。
このように、これまでの私の上手くいかない経験から研究テーマを策定しました。
3.塾生の皆さんへ
皆さんが研究テーマを策定する際は、研究手法まで考えてみてください。私は、このテーマに至るまで、研究テーマが三転四転しました。それは実際に研究を行う際に、数々の困難が発生し、それらのテーマを断念せざるを得なかったからです。
もちろん、方法論ありきで研究テーマを決めることはお勧めしませんが、ぜひ方法論も皆さんの研究テーマの一要素としてテーマの策定やリサーチをしてみてください。
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