神戸大学
経済学部

合格するためには、まず、学部が求める学⽣像を深く理解しましょう。⼤学では、新しい課 題に積極的に取り組む学⽣を求めています。そのため、学問に対する深い関⼼と好奇⼼を持ち、それを⾔葉や⽂化、歴史や社会への幅広い関⼼と結びつけることができる学⽣が評価さ れます。⾃分⾃⾝がそれにどのように合致するかを⾃覚することが重要です。 そして、⾼校での学習成果をしっかりと積み上げ、評定平均値4.0以上を確実に達成するこ とが基本です。しかし、それだけでは不⼗分で、⼤学と学部が求める⼈物像に合致すること も重要です。積極的に学習や課外活動に取り組む姿勢、問題解決能⼒、他者と協働する能⼒ を鍛え上げる必要があります。 次に、⾃⼰推薦書を通じてこれらの資質や経験を具体的に⽰すことが重要です。⾃分がどの ようにして問題に取り組み、どのような成果を上げたか、どのように他者と協⼒してきたか という点を明確に述べることで、⾃⾝が神⼾⼤学経済学部で学ぶにふさわしい学⽣であるこ とをアピールしましょう。また、なぜ神⼾⼤学経済学部で学びたいのか、将来どのような分 野で貢献したいのかというビジョンを持っていることを⽰すことも、合格への重要なポイン トです。 さらに、⼤学⼊学共通テストでの良好な成績も必要とされるため、国語、数学、英語など基 礎学⼒をしっかりと⾝につけることも忘れてはいけません。段階的に学習計画を⽴て、⼀つ ⼀つの⽬標を達成していくことで、最終的な合格につなげることができるでしょう。

神⼾⼤学経済学部の学校推薦型選抜は、個別の学⼒検査を免除し、⼤学⼊学共通テストの成 績、⾼校からの推薦書、調査書、⾃⼰推薦書の内容に基づいて⼊学者を選抜します。学⽣の 知識や技能だけでなく、思考⼒、判断⼒、表現⼒、主体性、協働性、関⼼、意欲といった複 数の側⾯から学⽣を総合的に評価し、幅広い教養と専⾨的知識を兼ね備え、社会のさまざま な出来事を論理的かつ創造的に分析できる学⽣を選び出すことを⽬標としています。 出願資格は、評定平均値が4.0以上であること、⾼等学校等の⻑の責任をもって推薦される ことなど、特に優れた能⼒や資質を有する学⽣を対象としています。また、⾃⼰推薦書で は、「神⼾⼤学経済学部で何を学びたいのか」と「なぜ神⼾⼤学で学びたいのか」について の明確な回答を求められます。個⼈の特性や経済学部での学習意欲、将来のビジョンを明確 に伝える必要があります。加えて、⼤学⼊学共通テストの成績も評価対象となるため、幅広 い知識とともに⾼い思考⼒を持つ学⽣が求められます。指定教科・科⽬の多くが⼀般選抜と 重なるため、⼀般選抜と学校推薦型選抜を合わせて受験することも視野に⼊れて効率的に対 策ができるメリットもあります。 このように総合的に評価されるため、単に学⼒が⾼いだけではなく、神⼾⼤学経済学部の求 める⼈物像に合致することが求められます。

また、学⽣の⼈間 性や社会での活躍潜在⼒を重視する総合的な評価が⾏われるため、準備には多⽅⾯からのア プローチが求められます。特に、⾃⼰推薦書では「何を学びたいか」及び「なぜ神⼾⼤学経 済学部で学びたいか」を明確に述べる必要があり、⾃⼰分析を深く⾏う必要があります。