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中央大学
経済学部

中央大学 経済学部

Give yourself the best chance to get into your dream college.

中央大学 経済学部は、経済学科、経済情報システム学科、国際経済学科、公共・環境経済学科で勉学を行うことを志望する方を対象として英語運用能力特別入試を実施している。
選考は、小論文と面接により総合的に判断して評価されます。 

※掲載内容は変更されている場合があります。必ず大学のホームページ、入試案内冊子などをご確認ください。

※2023年11月20日更新

経済学部 英語運用能力特別入試

最新入試情報から合格のポイントまで
総合型・学校推薦型選抜の全てがわかる!

入試の特徴と出願資格

中央大学経済学部では、「冷静な思考力と温かい心のある、国際的な視野を持った経済人を養成すること」を理念として掲げている。この理念の下で学びたい学生を選抜するために、英語運用能力特別入試は英語資格を出願基準の一つとしている。

 

入試概要

1出願期間

  9月中旬

2選考時期

  10月下旬

2選考内容

  小論文、面接

3合格発表

  11月上旬

4提出書類

  志願理由書、自己推薦書、調査書、志願者経歴書、活動実績報告書外国語運用能力を証明する書類

5主な出願資格

  以下のいずれかに該当する者
  ① TOEFL iBT®(Home Editionを含む)のスコアが61以上。
  ② 実⽤英語技能検定試験(英検CBT、英検S-CBT、英検S-Interviewを含む)CSE2.0スコア2200以上。
  ③ 国際連合公⽤語英語検定試験(国連英検)B級以上合格。
  ④ TOEIC®L&RおよびTOEIC®S&W(IPテストを除く)合計940以上。
  ⑤ IELTS(アカデミック・モジュールに限る、CDI含む)のスコアが5.0以上。
  ⑥ TEAP(4技能パターン)のスコアが280以上。
  ⑦ TEAP CBTのスコアが535以上。
  ⑧ GTEC(CBTタイプ、検定版Advancedタイプ)1070以上。

入試の特色

募集形式に特長がある。この方式は「海外帰国生等特別入試」「ドイツ語・フランス語・中国語・スペイン語特別入試」と一体で募り、書類や会場試験の内容も一部同一。「英語運用」のみの合格者は4学科合わせて約40人台と意外と多い。

出願条件である英語検定のレベルはTOEFL iBTで61以上、英検の受験級2級以上と「英語力優遇」をうたう有力校の推薦入試のなかでは比較的ハードルが低い。

当然、帰国生でこのラインを突破している者はどちらで出願するかと悩む。要項の回答は「面接試験等において主に海外での在住や修学の経験について問われることの多い」のが帰国生入試で「主に語学力やそれを修得した過程等を問われること」が多いのが「英語運用能力」だとする。選択のための情報であるとともに「英語運用能力」試験が何を目指しているかが図らずもわかる貴重なコメントだ。

倍率は約3倍。4学科ごとに若干のばらつきがみられるものの誤差の範囲内だ。書類による1次選考はなく10月に行われる会場試験(最終)の小論文と面接で決まる。この方式は他大との併願を認めており、かつ会場試験日が学校推薦型選抜と日程が重なるので他大も視野に入れている者が受けるには好都合である。

過去の志願者の傾向では国際経済学科に人気が集中している。他学科と倍率上の有意差はないので別段不利ではないが安易に「英語」だから「国際」と決めてかかるのはよくない。自らの指向が他学科にある可能性も十分あるのでよく調べて出願しよう。

アドミッションポリシーから特徴的なポイントを探ろう。入り口は「地理歴史、公民で修得した現代世界のなりたちとその諸問題に対する広い知識を有している」「国語できたえた文章力を有している」だ。書類や小論文で選考される内容とピタリ一致する。出口が「企業や官公庁、国連、NGO」「環境問題、福祉政策」で「地域社会に貢献」あたり。

アイディア 合格のツボ

書類のうち重要なのは「志願者経歴書・活動実績報告書」(A4判1枚)と「自己推薦書」(同2枚)。前者は5W1Hをそろえて淡々と書くしかないフォーマットである。後者は文意を練らなければならない。

 まず「出願資格における自己アピール」を100字以内で要約し、ここを「詳しく記述するとともに、中央大学経済学部を志望する理由を記述」する。この「出願資格における自己アピール」という縛りが過去に存在した他の同学部が実施した入試でもみられ、大いに先輩が苦労した。

出願資格といっても1つは「高校卒業見込み」で延々と「詳しく記述」する内容がある方が不思議であるから必然的に英語資格となる。要項の但し書きである「語学力やそれを修得した過程」を述べるしかなく、複数または設定条件を大きく超える級・スコアの持ち主であればともかく、例えば「英検2級」だけでの出願者が何を「詳しく記述」できようか。しかし題意が求める以上そうしなければならない。かくして「英検2級」獲得に至るドラマを「修得した過程」として「詳しく」述べる次第となる。難しいというより何を書くか困るのだ。しかもそこから「学部を志望する理由」につなげなければならない。厳密には題意は「とともに」なのでつながらなくてもいいのだけど全く別の文章になるのが不自然なのはいうまでもない。

会場試験は小論文と面接。小論文はどちらかというと読解重視でアドミッションポリシーの「国語で鍛えた」に符合する。題材も「いかにも経済」というより終戦直後に旧文部省が中高生向けに出した『民主主義』を出題されるなど「地理歴史、公民で修得した」ような内容である。

 

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