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同志社大学
グローバル・コミュニケーション学部

同志社大学 グローバル・コミュニケーション学部

Give yourself the best chance to get into your dream college.

出願書類および筆記試験(日本語による小論文)、日本語と英語による口頭試問を実施し、出願書類とあわせて、総合的に判断して合格者を決定する。出願条件として英検準一級以上などの外国語検定試験の成績が必要である。
※掲載内容は変更されている場合があります。必ず大学のホームページ、入試案内冊子などをご確認ください。

2023年6月19日更新

 

グローバル・コミュニケーション学科 推薦選抜入学試験

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入試の特色

英語コース(募集人員13人)と中国語コース(同7人)で募集する。いずれも学校長の推薦が必要で合格したら進学しなければならない。

 英語コースは英語資格要件がある。TOEFL iBTで68点以上、英検準1級以上とハードルはかなり高い。中国語コースもTOEFL iBTで52点以上、英検2級以上を求めるも「評定平均4.0以上かつ外国語4.2以上」で代替できる。

 獲得意欲は高く募集人員を超えた合格者数も出している。それでも実質的な倍率は「英語」「中国語」とも約2.1倍。出願資格が高めに設定されている割には厳しめの数値である。と同時に一般選抜の学部別倍率で最も人気化していて4倍を大きく上回ってもいる。出願条件が異なるので単純な比較はできないとはいえ、2倍程度というのはチャンスとみなせもする。

 学部長名による「入学許諾の指針」は建学の精神である「『一国の良心』たらんと願う人々」および「キリスト教主義に基づき、自治自立の精神を涵養し、国際感覚豊かな人物を育成する」という教育の理念を受け入れる者とする。こうした文言は他大にもみられるが、同志社の場合は校祖である新島襄の見解が極めて重視されており、通り一遍の普通名詞というより同志社独自の背景を持つ固有名詞ととらえるべきである。例えば「国際主義」とも別称する「国際感覚豊か」には新島が当時の「国禁を犯して脱国し、約10年間にわたってアメリカ、ヨーロッパで学」んだという経歴から濃厚に導き出されている。

 またこの学部は1年間の留学が設けられていて、それを「承諾できる者」も「許諾の指針」だ。なぜ、どうして、どこへ留学する制度なのかまで知った上で賛同の意を示したい。2011年設立の比較的若い学部で、といっても数次にわたる卒業生を既に輩出しているので人気が大きく騰落する可能性は低い。志願者は女性が7割を占めるも合格者との有意差はないので性差を斟酌する必要はない。

入試概要

1.出願期間

 11月上旬〜中旬

2.提出書類

 志望理由書、調査書、学校長推薦書、等

3.選考時期

 12月上旬

4.選考内容

 筆記試験(日本語による小論文)、日本語と英語による口頭試問

5.合格発表

 12月中旬

6.出願資格

 ◎以下のいずれかに該当する者。
  ① TOEICⓇ LISTENING AND READINGテスト(TOEICⓇテスト)のスコアが650点以上の者。
  ② TOEFL iBTⓇテスト(TOEFL iBTⓇ Home Editionも含む)のスコアが68点以上の者
  ③ 実用英語技能検定(英検)準1級以上に合格している者。

アイディア 合格のツボ

1次選考は行われず、出願者が全員会場試験(最終)に臨める。とはいえ、出願書類は会場試験の結果とあわせて「総合的に判断」されるので手は抜けない。

 文案を練る必要がある書類は800字の「志望理由書」。特に題意は設定されていない。志望コースを明記した上での執筆だから、基本的に「コースを志望する理由と学習計画」が中心となろう。ただ「入学許諾の指針」の主語は学科なので、そこへの共感は学科単位でいい。字数が少ないから端的に、といってあいまいにならぬよう注意を払うべきだ。

 会場試験は英語コースが小論文と口頭試問。要項には小論文を「日本語による」とするも過去に提示された課題文が英語というケースもある。つまり「解答は日本語」という意味だととらえた方がいい。2問ほど聞かれて1問は読解力。もう1問が思考力や判断力を試すものではあるが、正しく読解できていないと、そこに引き続く「あなたの考え」もまたトンチンカンに陥る危険性大。あくまで正しい読解ができるよう常日頃から訓練しておきたい。口頭試問は「日本語と英語による」。コースの特性から当然とはいえ英語の能力が問われる。出願条件のハードルが高めだから、例えば英検準1級の持ち主が級相応の受け答えができたとしても他も同じなので安心できない点をご注意。

 中国語コースも小論文と口頭試問。小論文で中国語を試そうという意図はなく、あくまで日本語の読解である。「あなたの考え」も課題文の一部から引いて論じる形式だから読解に重きを置いているには違いない。口頭試問は志望理由書などで述べた「なぜ中国語コースを選択したのか」が確認されよう。コースは単に言語を習得するのみならず、世界中に広がっている華人社会に着目した「英語とはまた違った意味で、非常にグローバルな言語のひとつ」としてとらえ、そこから「特色」で示した「教育の理念」へと展開する。そうした構想を抱いていると質問への端的な回答で表現したい。

 

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