全校からのお知らせレポート
The Salon”場” 理工系 担任助手紹介~能勢千晶編~
公開日:2021年03月09日
みなさんこんにちは!早稲田塾池袋校担任助手の能勢千晶(中央大学附属横浜高校卒、お茶の水女子大学理学部物理学科1年)です。

本日は理工系の皆様に朗報です。
理工系という1つの共通点を持った人たちが、あらゆる垣根を超えてとことんと自由に話す場、その名も「The Salon”場” 理工系編」の開催が決定いたしました。詳細はこちらからご覧ください。
この記事では、SALONに参加する能勢千晶について深堀していきましょう。

研究テーマは何ですか?

ブラックホールについての研究をしています。
私は色々なものに感動するタイプの人ですが、今までで1番の衝撃はブラックホールの構造を知った時です!あの時の感動は今でも忘れられません…。この感動を皆さんに伝えるべく、ブラックホールについてこのSALONの中でぜひ語りたいと考えています。

他には何に興味がありますか?
他にも、高校2年生の時に出会った四次元空間や、素粒子に興味があります。素粒子なんか特に感動ですよね。
そもそも私たちを構成する原子は非常に小さなものです。その中の原子核の大きさを1cmだとすると、原子自体は100mにもなります。逆に、原子核の中の陽子や中性子は、1mmほどしかありません。原子は非常に空疎ですね。
さらにこの陽子や中性子は、実は素粒子というさらに小さいもので構成されることがわかっています。素粒子の大きさは、陽子の1000分の1以下であると言われています。結構スカスカなんだな…と衝撃を受けますよね。だからこそ、宇宙線は地球の裏側からも届くのですね。

最近のビッグニュースは何ですか?
話は変わりますが、実は数ヶ月前にSwitchのあつ森を買いました。あつ森では住む島の名前を決定できるのですが、私の島の名前は「いてざAスター島(とう)」です。
いて座Aスターというのは、私たちの住む天の川銀河の中心にあるブラックホール(正確には、巨大ブラックホールがあるとされている天文電波源)のことです。

2019年4月に衝撃のブラックホール写真を発表したEHT(Event Horizon Telescope)によると、このいて座Aスターの撮影にもチャレンジしているようです。2019年4月に公表したM87(こちらも、正確にはおとめ座の中にある楕円銀河「M87」)より、撮影が難しいそう。いて座Aスターの写真が見れる日が楽しみですね。

最後に一言どうぞ
好奇心旺盛な人、同じ理系のテーマを持った高校生と語り合いたい人、私たちの記事を読んでなんだかワクワクする人、みなさん是非参加してください!!一緒に語り合いましょう。私はみなさんと語り合うことが本当に楽しみで、とってもワクワクしています。
皆様の参加お待ちしております!お申し込みはマイページから!