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全校からのお知らせレポート

The Salon”場” 理工系 担任助手紹介~能勢純弥編~


みなさんこんにちは!早稲田塾青葉台校担任助手の能勢純弥(厚木高校卒、東京工業大学情報理工学院数理計算科学系修士1年)です。

本日は理工系の皆様に朗報です。

理工系という1つの共通点を持った人たちが、あらゆる垣根を超えてとことんと自由に話す場、その名も「The Salon”場” 理工系編」の開催が決定いたしました。詳細はこちらからご覧ください。

この記事では、SALONに参加する能勢純弥について深堀していきましょう。






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研究テーマは何ですか?

僕は大学で、初学者のためのプログラミング学習環境の開発を研究テーマとして行っています。初めてプログラミングやる人にいきなり「こんなプログラムを書け!」と言ってもなかなか書けないですよね。それを手順ごとに6つのステップに分け順番にやっていくことでプログラムを完成させる、デザインレシピという考えがあります。このデザインレシピを用いることで簡単なミスがなくなるという良い点もあります。僕はこのデザインレシピに基づいてプログラムを書きながらプログラミングを学習できる開発環境を目指しています。

この環境にプログラム合成という技術を取り入れていきたいとも考えていきます。



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プログラム合成とは何ですか?

プログラム合成とは、こういうプログラムを書きたい、と機械に伝えるとそのプログラムを書いてくれる技術です。すごい技術ですね。今流行りのAIやディープラーニングと組み合わせるとより精度が上がることが期待できそうです。人間がプログラミングを手でする時代は意外と早い段階で終わりを告げるかも、とも最近考えます。とはいえ、どんなに電卓が普及しても四則演算できない人間に電卓は使いこなせないのと同様にプログラミングの技術そのものが役に立たなくなるとは到底思いません。



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この研究テーマを選んだきっかけは?

プログラミングで何かしたい!という方は多いものの、プログラミングそのものを研究テーマとする人って少ないな、という思いから僕は今の研究テーマに行きつきました。同じ研究室にはプログラミング言語を作っている先輩や、プログラミングを実行する部分を効率化させようと考えている先輩などもいます。



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最近の情報系分野について思うことは?

最近の流行りはAIやディープラーニングですね。大学での研究テーマは全くその分野にカスっていないものの、情報系にいるだけで知識が豊富に入るレベルに流行っていますね。実は我々が知らないだけで、びっくりするほど技術が進歩しています。例えば、東京大学は機械学習を用いて0.5秒後の人間の動きをリアルタイムに推定する体動予測システム「Computational Foresight」を発表しました。(下にgifあり、クリックで出典の論文に飛べます)。そして、なんと驚くべきは発表されたのがもう3年前の2017年なのです。

出典:Computational Foresight: Forecasting Human Body Motion in Real-time for Reducing Delays in Interactive System



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最後に一言どうぞ

プログラミングそのものについての研究って何があるの?プログラミング始めようと思っているんだけど何から始めれば?プログラミングできたからって何になるの?などのプログラミングについての話。AIができると何が変わるの?AIって本当に信じられるの?ディープラーニングってそもそもなんだ?などのAIについての話。この分野の最新技術だと最近は何が面白い?など技術の最先端についての話。なんでも結構です。ただひたすらに好きに語りましょう。皆様と語れるのを楽しみにしております。

皆様の参加お待ちしております!お申し込みはマイページから!

投稿者:能勢純弥

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