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中央大学
基幹理工学部

中央大学 基幹理工学部

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中央大学 基幹理工学部(旧理工学部)では、すべての学科(数学科、物理学科、応用化学科、生命科学科)で高大接続型自己推薦入試を実施している。

出願条件は学科により異なるが、主に評定平均と、志望学科で学ぶにふさわしい素養や実績が求められる。

※掲載内容は変更されている場合があります。必ず大学のホームページ、入試案内冊子などをご確認ください。

基幹理工学部 高大接続型自己推薦入試

入試の特徴と出願資格

中央大学基幹理工学部は「数学、自然科学、工学の分野に関する理論と諸現象についての確実な知識と応用力を身につけ、新しい課題への挑戦力を持ち、人類共通の知的資産である科学技術を継承するとともに、自らの新発見を通じて積極的に社会貢献できる人材を養成」することを理念として掲げている。
この理念の下で学びたい学生を選抜するために、高大接続型自己推薦入試では各学科の特性に応じた出願条件を設け、高校時代に一定以上の基礎知識や探究心、学習意欲が身についているかどうかを測っている。この入試は出願する学科によって出願資格や提出書類が大きく異なるため、しっかりと入試要項を確認する必要がある。

募集人数は、数学科が8名、物理学科が6名、応用化学科が1名、生命科学科が1名である。

入試概要

1.出願期間

 9月中旬

2.主な出願資格

[数学科] 「数学」の学習成績の状況(評定平均)が4.8以上、または数学等の大会・活動実績、資格などを有する者
[物理学科] 高校教員(理科または数学)をメンターとし、指定された探究課題レポートを作成して応募する者
[応用化学科] 基礎学力、創造性、知的好奇心、学習意欲を持ち、学科の学びを活かして社会貢献を望む者
[生命科学科] 高い基礎学力を前提とし、学習意欲、主体性、知的好奇心、論理性、創造力等を有する者

3.1次選考内容

 出願書類による書類審査

4.1次選考合格発表

 10月中旬

5.提出書類

[数学科] 調査書、志願者経歴書、活動実績等に関する資料証明書(該当者のみ)など
[物理学科] 調査書、志願者経歴書、探究課題レポート、メンターの指導・助言記録など
[応用化学科] 調査書、志願者経歴書、自己推薦書など
[生命科学科] 調査書、志願者経歴書、自己推薦書など

6.2次選考時期

 11月中旬

7.2次選考内容

[数学科]筆記試験(90分)、面接
[物理学科]筆記試験、レポート発表(プレゼンテーション・質疑応答)
[応用化学科]筆記試験、面接
[生命科学科]筆記試験、面接(口頭試問含む)
 

8.2次選考合格発表

 11月下旬

入試の特色

 基幹理工学部では、数学科(募集人員8人)、物理学科(同6人)、応用化学科(同1人)、生命科学科(同1人)の計16人を募集している。全ての学科において「高大接続型自己推薦入試」として実施され、他大学や他学部との併願も可能な自由応募制となっている。

 4学科合わせて2026年度は9人の合格者を出した。(約2.6倍)
数学科は志願者数15名に対して2次選考合格者数は5名で、倍率は約3倍だ。物理学科は志願者数3名に対して2次選考合格者数は3名で、倍率は1倍全員合格。応用化学科は志願者数3名に対して2次選考合格者数は1名で、倍率は3倍。生命科学科は志願者数は2名だが2次選考合格者数は0名のため、合格者なしとなった。このことから、募集定員が規定に満たなくてもアドミッションポリシーに沿っていない受験者は不合格となってしまう。的確な分析とアプローチが何より重要だ。

 学科によって出願資格や課される事前課題が大きく異なり、高校時代の学習実績や探究活動の成果がダイレクトに評価される仕組みだ。出願基準に明確な評定平均(数学の学習成績の状況4.8以上など)を求める専攻がある一方で、評定の数値指定を設けず、探究レポートや志望理由書といった提出書類の質を重視する専攻もある。

 アドミッション・ポリシーを確認すると、選考を通じて受験生のどの資質を測ろうとしているかが明確に示されている。1次選考(書類選考)では、調査書や志望理由書、探究課題レポート等を通じて「知識・技能」の基礎や「思考力・判断力・表現力(問題解決力・創造力)」が見極められる。続く2次選考では、学科ごとに筆記試験(90分)や面接、レポート発表(プレゼンテーション)が課され、「知識獲得力」「専門性」に加えて「主体性・協働性(コミュニケーション力等)」まで総合的に評価されるシステムだ。

アイディア 合格のツボ

 提出書類の重みと2次試験の特性は学科ごとに明確に分かれており、志望学科に応じた戦略的な準備が不可欠となる。

:最も出願基準が厳密に数値化されているのが「数学科」である。高校での「数学」の評定平均が4.8以上であることが基本条件の一つとなるが、数学オリンピック(日本数学オリンピック予選A・Bランク等)での実績や情報処理に関する資格、あるいは本学数学科の科目等履修生としての単位取得といった突出した実績がある者にも道が開かれている。提出書類1に100字以内の要約、提出書類2に500字以内での詳細な自己アピールを記述させるなど、数学に対する並々ならぬ情熱と興味・関心が求められる。

 「物理学科」は極めてユニークな高大接続型の選考を行っている。在籍(出身)高校の理科または数学の教員1名を「メンター(助言者)」に指定し、大学側が提示した探究課題の中から1テーマを選んで「探究課題レポート」を作成・提出しなければならない。事前課題の段階から高校教員の指導のもとで本格的な探究活動を行う必要があり、単に「物理が得意」というレベルを超えた問題解決力と創造力が求められる。

 一方、「応用化学科」と「生命科学科」は募集人員が各1人という狭き門である。出願条件として特定の数値基準は設定されていないものの、両学科ともに「高い基礎学力」を前提とした上で、旺盛な知的好奇心、創造性、論理性、そして「学科での学びを活かして将来いかに社会貢献できるか」という明確な志望動機が問われる。出願しやすい反面、提出する「自己推薦書」等の書類で圧倒的な意欲と適性を示さなければ突破は難しい。

 1次選考で合格者の2倍程度まで絞り込まれる。1次は出願書類による審査で、この書類の完成度で勝負が決まると言っても過言ではない。通過者のみ会場試験に進める。会場試験の方法は専攻によって異なる。英語文学文化、西洋史、社会情報、教育学などは外国語試験と面接が基本である。社会学、心理学、学びのパスポート、フランス語文学文化などは専攻別試験(講義理解力試験・資料読解力試験など)と面接・グループワークを受ける形式である。講義理解力やデータの読み解きが主で、直前対策で何とかなるレベルかというと厳しい。

いずれの学科も、直前の詰め込みで太刀打ちできる試験内容ではない。高校での日頃の学習成果や探究活動の蓄積、そして大学で何を学びたいのかという根幹の志望理由を徹底的に突き詰めておくことが合格への鍵となる。

 

中央大学基幹理工学部 自己推薦特別入試 現役合格インタビュー

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