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名古屋大学
教育学部

名古屋大学 教育学部

Give yourself the best chance to get into your dream college.

提出書類と大学入学共通テストの結果から一次選考が行われる。二次選考では、小論文と面接が行われる。

※掲載内容は変更されている場合があります。必ず大学のホームページ、入試案内冊子などをご確認ください。

教育学部 推薦入試(学校推薦型選抜)

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入試の特徴と出願資格

大学入学共通テストを課すが、評定平均(学校の成績)は問わない。

ただし、学部の「アドミッション・ポリシー」にあるように、広い視野と深い洞察力、考察力、論理的思考力、表現力、実践力を有し、人間の成長発達と教育をめぐる課題に深い関心をいだき、教育学と心理学に対する勉学の熱意と意欲を持ち、学業・人物ともに優れ、学校長等から責任ある推薦を受けた者で、合格した場合には必ず入学することを確約できることを条件としている。

なお、各高等学校等から推薦できる人数に制限はない。選抜は、第1次選考と第2次選考により行い、第1次選考は提出書類並びに大学入学共通テストの成績により、第2次選考は第1次選考合格者に対し、小論文及び面接を実施して合格者を決定する。

募集人員は10名。毎年ほぼ定員どおりの合格者を出している。

入試概要

1.出願期間

1/4~1/21

2.第1次選考結果

2/9

3.第2次選考時期

2/14

4.第2次選考合格発表時期

2/15

入試の特色

第1次選考は、提出された志願理由書、推薦書、調査書及び任意で提出を求める書類並びに大学入学共通テストの成績により総合的に判断して行う。任意で提出を求める資料には、①教育学部のアドミッション・ポリシーに合致する活動、あるいは達成事項等で特筆すべきものについて志願者がまとめた書類、②ボランティア活動など社会貢献活動の実績を証明する書類、③スーパーグローバルハイスクール(SGH)、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されている学校において、SGH もしくは SSH に関連した特筆すべき活動や得たことを志願者がまとめた書類、④グローバルサイエンスキャンパス(GSC)における活動等について志願者がまとめた書類、⑤外国語に関する高い語学力を証明する書類(TOEFL、英検、IELTS、TestDaf,DALF、HSK等)、⑥海外研修又は留学の事実を証明する書類、⑦国際バカロレアのスコアがある。

第2次選考は、第1次選考合格者に対して小論文及び面接を実施し、合格者を決定する。

大学入学共通テストは、5 教科7 ~ 8 科目又は6 教科7 ~ 8 科目。「外国語」で「英語」を選択した場合には、リスニングテストが課される。リーディングとリスニングの配点比率を「31」とし、リーディングは150点満点に、リスニングは50点満点にそれぞれ換算し、合計点を200点満点とする。

※リスニングテストを免除された者については、リーディングを200点満点に換算する。

アイディア 合格のツボ

「志願理由書」は、(1)あなたが名古屋大学教育学部で学びたい内容および学んだことを将来どのように活かしたいかについて、具体的に述べなさい、(2)これまでに書籍を読んだり、ドキュメンタリーなどで見た(心理学を含む)広い意味での教育論の中で、あなた自身の体験から違和感を持ったものについて、その論を展開した上で、あなたの疑問や批判を述べなさい、という2つの項目を聞く。(1)はA4判ルーズリーフ形式で15行、(2)は課題リポート形式でA4判ルーズリーフ形式で40行である。

まず(1)は、大学での学びと将来像という組み合わせは極めてオーソドックスな志望理由書の形式である。教育学部の「教育系」、「心理系」をあわせた5つのコースのどれかに進みたいという強い意向とその理由は欠かせない。またコースに分かれるまでの1・2年で何をするのかも、カリキュラムをチェックして考えておきたい。なかには1・2年の間に模索してコースを決めたいという人もいようし、それでも構わない。ただ「教育系」か「心理系」かは、かなり様相が異なるので、このどちらであるかぐらいはハッキリさせておくと書きやすい。

大変そうなのは(2)の課題リポートの方だ。「広い意味での教育論」とは、名大教育学部自体がそれを守備範囲にしているので5つのコースをイメージすれば多分大丈夫。キャリアの形成、情報化社会、異文化理解、発達心理、教育心理、認知といった範囲である。反対に「いじめ」とか「ゆとり教育」といったベタな話題はいけないとはいわないまでも、題材とするのは厳しい。ドキュメンタリーを使う場合には「何となく覚えている」というレベルでは心許ない。書籍も含めて出典が明記でき、かつその内容が信用に足るレベルであるのが求められる。

この題意で難しいのは「違和感」を「疑問や批判」の形で「述べ」なければならない点だ。前述のように、題材とする「書籍」「ドキュメンタリー」自体がいい加減であってはならない。となると一定以上の識者の言や取材内容を前提とする。「その論を展開」するのはたやすいが、問題はそこを合理的に「疑問や批判」しなければならないところだ。それに「違和感」を抱いたとして、適切な「疑問や批判」をしようとすれば反対側の意見も吸収しなければ覚束ない。といってその両論をぶつけ合うだけでは「あなたの疑問や批判」にならないので、相反する二つ以上の論を把握した上で自分自身の考えをにじみ出していく必要に迫られる。かなりの時間を要すると覚悟した方がいい。

ただ「疑問や批判」への具体的な解決策までは求められていないので、その点は救いである。

 

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