名古屋大学
法学部

Give yourself the best chance to get into your dream college.
提出書類と大学入学共通テストの結果から一次選考が行われる。二次選考では、小論文等の筆記試験は行われず、面接のみ行われる。
※掲載内容は変更されている場合があります。必ず大学のホームページ、入試案内冊子などをご確認ください。- 法学部 学校推薦型選抜
入試方式
法学部 学校推薦型選抜
- 入試の特徴と出願資格
- 入試概要
- 入試の特色
- 合格のツボ
目次
入試の特徴と出願資格
大学入学共通テストを課すが、評定平均(学校の成績)は問わない。
ただし、名古屋大学法学部に対する明確な志向と勉学の熱意を持ち、学習成績・人物ともに優れ、学校長等から責任ある推薦を受け、合格した場合には必ず入学することを確約できる者を条件としている。
選抜は、第1次選考と第2次選考により行い、第1次選考は提出書類並びに大学入学共通テストの成績により、第2次選考は第1次選考合格者に対し、面接を実施して合格者を決定する。
募集人員は45名。毎年定員どおりの合格者を出している。
入試概要
1.出願期間
1月上旬から下旬
2.第1次選考結果
2月上旬
3.第2次選考
2月上旬
4.合格発表日
2月中旬
入試の特色
第1次選考は、提出された志願理由書、推薦書、調査書及び任意で提出を求める書類並びに大学入学共通テストの成績により合格者を決定。任意で提出を求める書類には、①英語力を示す各種試験のスコア(TOEFL・英検・IELTS 等)、②数学オリンピック・科学オリンピック等での実績、③国際バカロレアのスコア、④スーパーグローバルハイスクール(SGH)・スーパーサイエンスハイスクール(SSH)における活動、⑤その他、各種活動状況、表彰、資格に関する証明書等がある。
第2次選考は、第1次選考合格者に対して面接を実施し、合格者を決定する。
大学入学共通テストは、6教科8科目又は7教科8科目。「英語」を選択した場合には、リスニングテストを課す。
合格のツボ
法学部は総定員150人に対して推薦がその3割の45人と割合がかなり高い。
自書する「志願理由書」の内容はいたってシンプルで「志願理由及び抱負」をA4判1枚のうち21行までのルーズリーフ形式となっている。
書く内容としては、「名大法学部に対する明確な志向と勉学の熱意」を求める。他大でなく何故ここなのかが明瞭でなくてはならない。
同学部は比較的就職メーンの学部で、ガチガチの法曹志望者を集めようとの意図が薄い。したがって法曹を目指すとの「明確な志向と勉学の熱意」の人は、ただそれだけだと弱い。法曹として何をしたいのか。その「志向」と名大での学びがどう合致しているのかといったところまで踏み込まなければならない。中京圏内に貢献する法曹という、アイデアなり思いなりがある場合はそこを書きたい。経済圏としては関西圏をしのぐほどの勢いがあるので、M&Aや知的財産権を専門に扱う法曹となれば歓迎される可能性が高まる。
就職の状況から推して公務員志望というのも構わない。その場合は中京圏が抱える自治体の問題点や課題を見出して、そこを担う人材になり得る者であるとのアピールがほしい。単なる公務員志望だと安定志向のつまらない人と思われかねない。公務員とひとくくりにいってもその仕事は多岐に渡る。そのどこで、何を、どうしたいのかを具体的に表現できるかどうかが勝負の鍵となろう。
さて同学部はガチガチの法曹育成でも、いわゆるリーガルマインド養成でもなく、「グローバル」化に資する「進取の気風」を持った「自由闊達」な学風を標榜している。実際に法学部の約2割が外国からの留学生という構成だ。当地には日系ブラジル人など外国人も多く住む。そして留学生の多くが世界で羽ばたいている。こうしたあり方を誇りにしている学部だけに、内向きの志望理由では「求める学生像」とギャップが生じるであろう。卒業論文も「非定住外国人に関する医療保険」や「国策としての食糧自給率向上の是非」といった、法学部で一般にイメージされる内容より国際系、総合政策系に近いものが示されている。留学生と討論する機会もある。したがって志願理由には世界に羽ばたく気概を持っていて、それが具体的に何で、実現のためには名古屋大学法学部の何をどのように活用していきたいのかを表現できると1次選考通過をグッと引き寄せられそうだ。
討論やプレゼンテーションを重んじるゼミも比較的多く見られる。こうした「自ら考えて発信する」タイプだというアピールもまた有効であろう。
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