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立教大学
経営学部

立教大学 経営学部

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提出資料により一次選考が行われ、小論文試験(自由選抜入試 方式A 資格Ⅲ、方式B、帰国生入試のみ)および面接試験により合格者を決定する。大学入学共通テストは課されない。出願資格として評定平均値3.8以上が求められる。どの入試方式においても外国語資格試験のスコア提出または英語に関連する全国大会、国際大会等での極めて優秀な成績が求められる。

※掲載内容は変更されている場合があります。必ず大学のホームページ、入試案内冊子などをご確認ください。

2022年12月28日更新

経営学部 自由選抜入試

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入試の特徴

  • 出願方式、出願資格が複数設けられている
  • 【A方式】では、共通して評定平均値3.8以上が求められる
  • 出願方式によって、優れた活動実績や語学資格などが必要

入試概要

1.主な出願資格

【方式A】

[資格Ⅰ]〜[資格Ⅲ]があり、共通して評定平均値3.8以上が求められる。

その他に必要な出願資格は以下の通り。

[資格Ⅰ] (a)・(b)の条件をすべて満たす者。

 (a)スポーツ分野での優秀な活動実績(以下詳細)

 高等学校在学中に、スポーツの分野において、国際大会または全国大会で優秀な成績を収めた者。団体競技の場合には、国際大会または全国大会で優秀な成績を収めたチームで、レギュラーまたはそれに相当する選手として活躍した者もしくは主将など指導的役割を果たした者。

 (b)以下のいずれかの英語資格を受験し、スコアを提出

  ① ケンブリッジ英語検定スコア120点以上

  ② 実用英語技能検定[英検]スコア1,700点以上(従来型、英検CBT、英検S-Interview、英検S-CBTいずれも有効)

  ③ GTECスコア930点以上(CBTタイプ、検定版いずれも有効)

  ④ IELTS(Academic Module)オーバーオール・バンド・スコア4.0以上

  ⑤ TEAPスコア135点以上

  ⑥ TEAP CBTスコア235点以上

  ⑦ TOEFL iBTスコア42点以上

  ⑧ TOEIC L&Rのスコアと2.5倍したTOEIC S&Wのスコアとを合算したスコア625点以上(いずれもIP テスト可)

 

[資格Ⅱ]

  • 文化・芸術分野での優秀な活動実績(以下詳細)

  高等学校在学中に、文化・芸術の分野(音楽、放送、演劇、美術、文学、書道、プレゼンテーション、ディベートなど)における全国または国際レベルの大会において、上位に入賞し、かつ、その活動団体において指導的役割を果たした者。
 また、上記以外の分野でも、ボランティア活動などの活動実績が認められる。

  • 簿記1級を取得し、校内の活動において指導的な役割を果たした者
  • 以下のいずれかの成績を取得

  ① ケンブリッジ英語検定スコア140 点以上

  ② 実用英語技能検定[英検]スコア1,950 点以上(従来型、英検CBT、英検S-Interview、英検S-CBTいずれも有効)

  ③ GTEC スコア930 点以上(CBTタイプ、検定版いずれも有効)

  ④ IELTS(Academic Module)オーバーオール・バンド・スコア4.0 以上

  ⑤ TEAP スコア225 点以上

  ⑥ TEAP CBT スコア420 点以上

  ⑦ TOEFL iBT スコア42 点以上

  ⑧ TOEIC L&R のスコアと2.5 倍したTOEIC S&W のスコアとを合算したスコア1,150 点以上(いずれもIP テスト可)

 

[資格Ⅲ]

  • 以下のいずれかの成績を取得

  ① ケンブリッジ英語検定スコア160 点以上

  ② 実用英語技能検定[英検]スコア2,300 点以上(従来型、英検CBT、英検S-Interview、英検S-CBTいずれも有効)

  ③ GTEC スコア1,180 点以上(CBTタイプ、検定版いずれも有効)

  ④ IELTS(Academic Module)オーバーオール・バンド・スコア5.5 以上

  ⑤ TEAP スコア309 点以上

  ⑥ TEAP CBT スコア600 点以上

  ⑦ TOEFL iBT スコア72 点以上

  ⑧ TOEIC L&R のスコアと2.5 倍したTOEIC S&W のスコアとを合算したスコア1,560 点以上(いずれもIP テスト不可)

  ⑨ 英語に関連する全国大会、国際大会等(例:英語ディベート大会、英語プレゼンテーション大会、模擬国連大会、英語エッセイコンテスト、SGH 研究発表大会)での極めて優秀な成績

 

【方式B】

  • 国際バカロレア事務局から、2021年4月1日から2023年3月31日までに国際バカロレア資格(IB Diploma)を授与された者もしくは授与される見込みの者。
  • 以下のいずれかの成績を取得

   ① ケンブリッジ英語検定スコア160点以上

   ② 実用英語技能検定[英検]スコア2,300点以上(従来型、英検CBT、英検S-Interview、英検S-CBTいずれも有効)

   ③ GTEC スコア1,180 点以上(CBTタイプ、検定版いずれも有効)

   ④ IELTS(Academic Module)オーバーオール・バンド・スコア5.5 以上

   ⑤ TEAP スコア309点以上

   ⑥ TEAP CBT スコア600点以上

   ⑦ TOEFL iBT スコア72点以上

   ⑧ TOEIC L&R のスコアと2.5 倍したTOEIC S&W のスコアとを合算したスコア1,560点以上(いずれもIPテスト不可)

   ⑨ 英語に関連する全国大会、国際大会等(例:英語ディベート大会、英語プレゼンテーション大会、模擬国連大会、英語エッセイコンテスト、SGH 研究発表大会)で極めて優秀な成績を収めた

2.出願時期

[Web出願]9月中旬

3.主な提出書類

志望理由書は「これまでの自分の実績や集中して行ってきたことに触れながら、入学後に何をどのように学びたいのかを、2,000 字程度で必ず志願者本人が、黒または青のボールペン(消せるものは不可)で記入してください」というもの。

【方式A】での出願には調査書、【方式B】での出願には国際バカロレア資格証書の提出が必要である。

活動報告書は、[資格Ⅰ・Ⅱ]共通のもの、[資格Ⅲ]・【方式B】共通のもの。選択した方式・資格によって内容や指定のフォーマットが異なるので、入試要項をよく確認すること。

4.1次選考(書類審査)合格発表

10月下旬

5.2次選考時期

11月中旬

6.2次選考内容

【方式A】[資格I・II]ー面接試験
【方式A】[資格Ⅲ]、【方式B】ー小論文、面接試験

小論文では、論文作成のための素材や枠がある程度与えられ、独創的発想・問題理解力・論理的構成力・文章表現力・知的素養などが評価される。

7.2次合格発表

12月上旬

入試の特色

立教大学の自由選抜入試は「志望する学部に関連した高い能力をもつ者、あるいは学業以外の諸活動の分野に秀でた個性をもつ者で、本学ならびに各学部の教育目的を理解し、そこで学びたいという熱意のある学生を受け入れることを目的」として実施されている。経営学部は経営学科と国際経営学科を有し、どちらも「ビジネスリーダー」の育成を掲げている点が特徴である。これを踏まえアドミッションポリシーには「経営学を学ぶうえで必要となるレベルの日本語(国語)の力を有している必要があります。これに加え、『日本史』『世界史』または『数学』のいずれかについて秀でた力があることが望まれ」るだけでなく、英語力と「これまでの生活においてグループ・ワークを数多く経験していることが望まれ」ると記されている。これらから、学力に加えて活動実績、特に集団での活動における実績を有する人物を求める入試といえよう。

 アドミッションポリシーを踏まえ、出願資格として高校の評定平均値3.8以上に加えて、経営学科であれば以下の資格Ⅰ~Ⅲ、国際経営学科は資格Ⅲを満たす必要がある(方式A。国際バカロレア資格取得及び取得見込み者向けの方式Bもあり。以下方式Aについて記述)。

[資格Ⅰ]高校在学中にスポーツの国際大会または全国大会で優秀な成績を収め、英語資格も取得した者

[資格Ⅱ]として同じく高校在学中に文化・芸術の分野やボランティアでの高度な実績などを有し、英語資格も取得した者

[資格Ⅲ]として高度な英語資格(IELTSであればオーバーオールバンドスコア5.5以上)や英語に関する国際大会や全国大会レベルで優秀な成績を収めた者

 入試は2段階選抜である。まず書類審査があり、通過者のみ面接試験(資格Ⅲでは面接に加えて小論文試験もある)に進める。提出書類としては2,000字程度の志望理由書と英語資格の証明書類、出願資格によって異なる活動報告書が必要だ。

アイディア 合格のツボ

提出書類のうち、志望理由書は「これまでの自分の実績や集中して行ってきたことに触れながら、入学後に何をどのように学びたいのか」を、2,000字程度で記入する。出願資格として何らかの実績を求めている以上、「これまでの自分の実績や集中して行ってきたこと」について記述する内容は、出願資格に関する事柄を中心に記述したい。活動報告書があるからアピールは不要と考えるのではなく、正しく問いに応える姿勢が大切だ。注意したいのは[資格Ⅲ]で出願する場合である。基準となる英語資格のスコアをぎりぎり満たしているという場合、英語学習について述べるだけではアピール不足になる恐れがある。アドミッションポリシーをよく読み、他の活動も含めて自分が高い能力を有しているとアピールできるように心がけたい。

 さらに「何をどのように学びたいのか」も記述しなければならないため、大学そして学部学科に関する理解は不可欠である。立教大学ではRIKKYO Learning Styleが2016年度より導入されており、学部学科で学ぶ専門知識だけでなく、広く教養を身につけられるという特長も踏まえて学びの計画を述べられるよう、理解を深めたい。学科の学びにも特色がある。ビジネスリーダーの育成のために、経営学科ではビジネス・リーダーシップ・プログラム(BLP)が、国際経営学科ではバイリンガル・ビジネスリーダー・プログラム(BBL)が展開されている。その上で「マーケティング領域」「マネジメント領域」「アカウンティング&ファイナンス領域」「コミュニケーション領域」の4つのコンセントレーションから、専門知識を身につけるというカリキュラムについてよく理解をしてから、大学でいかに成長したいのか、説明すると良いだろう。

 見落としがちなのが「ながら」という指示である。自らの実績をもとに高い能力や秀でた個性を有していると証明し、さらにそれを立教大学でどのように伸ばし、開花させたいのか、説明する必要がある。過去の活動歴と大学の学びに関係性があるように記述するのがポイントであろう。

 活動報告書は出願資格によって書類が異なるが、「出願資格に直接かかわる内容で、これまでの自分の実績や集中して行ってきたことの時期(期間)、内容、特に団体活動の場合は、団体の中であなたの役割や実績などを具体的に説明」することが求められる。それ以外の活動についても述べてよいと記載されているが、A4サイズ2枚に収めなければならないため、出願資格に関わる事柄にスペースを割けるよう心がけると良い。活動内容の証明についての資料も添付できる。ここは大学教員が見やすいよう、デザインにもこだわりたい。

加えて[資格Ⅱ]で出願する場合は「あなたが果たした指導的役割について」説明する活動報告書の提出も求められる。単にめざましい活動をした実績の説明だけでは不十分である。自分が果たした「指導的役割」を説明するために、まず自己分析をすると良い。他者と共に活動して成果を収めた場合であれば、同じ活動をしたメンバーに自身の果たした役割についてインタビューしてみると、自己分析するヒントを得られるだろう。

面接試験では志望理由や将来像などが問われるが、英語で質問され回答を求められるケースがある。英語で志望理由を説明できるように準備し、さらに英語でのやりとりに馴れる訓練をしておきたい。小論文は「論文作成のための素材や枠がある程度与えられ、独創的発想・問題理解力・論理的構成力・文章表現力・知的素養などを評価」すると要項に記載されている。2020年度入試では湯川秀樹の『創造への飛躍』の一部を読み、著者の意見の要約、それを踏まえた自身の意見が求められた。経営学に直接的に関わる問題が出題されるというよりは、広く教養を問う問題が出題され、読解力や論理的思考力、表現力を問うていると考えて良い。日頃から文章に親しむといった訓練を重ねておきたい。

経営学は私たちの生活と密接な関係にある。だからこそ、身近なところに学びのヒントがたくさんある。ある合格した先輩は、日本で当たり前のように存在するコンビニエンス・ストアという小売業の形態が、短期留学で訪れたニュージーランドでほとんど見られなかったところに興味を持ち、コンビニエンス・ストアについて調べ出したのが経営に関心を持つきっかけだったという。調べる中で企業の海外進出に携わりたいと思い、経営学部を志望するようになった。関心を持った企業について調べた経験は、より学びたいという意欲につながったという。英語資格の取得に力を入れた経験があったからこそ、英語による面接も乗り越えられたのであろう。

 

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入試の概要

1.主な出願資格
 指定された語学資格の級・スコアが提出できる者(国際経営学科のみスコア基準あり)

2.出願時期
 9月上旬

3.主な提出書類
 志望理由書、競技実績証明書など

4.1次選考(書類審査)合格発表
 9月下旬

5.2次選考時期
 10月上旬

6.選考内容
 小論文、面接試験

7.2次合格発表
 11月上

経営学部 帰国生入試

     

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入試の概要

1.主な出願資格
 ・指定された語学資格の級・スコアが提出できる者
 ・日本での修了学年数が2学年以内の者

2.出願時期
 9月下旬

3.主な提出書類
 志望理由書、調査書など

4.2次選考時期
 11月中旬

5.選考内容
 小論文、面接試験

6.2次合格発表
 12月上

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