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立教大学
経済学部

立教大学 経済学部

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提出資料により一次選考が行われ、総合科目(主に現代の政治や経済に関する知識や関心、基礎的な数学的分析能力を問う)試験および面接試験により合格者を決定する。大学入学共通テストは課されない。出願資格として評定平均は求められないが、外国語資格試験のスコア提出が求められる。

※掲載内容は変更されている場合があります。必ず大学のホームページ、入試案内冊子などをご確認ください。

2023年9月22日更新

経済学部 自由選抜入試

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入試の特徴

  • 他学部の自由選抜入試と異なり、「現代の政治や経済に関する知識や関心、基礎的な数学的分析能力」を問う「総合科目」試験が課される。
  • 出願資格として課されるのは英語の語学資格のみ。

入試の概要

1.主な出願資格
 指定された語学資格の級・スコアが提出できる者

2.出願時期
 9月中旬

3.主な提出書類
 志望理由書

4.1次選考(書類審査)合格発表
 10月下旬

5.2次選考時期
 11月中旬

6.選考内容
 総合科目、面接試験

7.2次合格発表
 12月上

入試の特色

【アドミッションポリシー】

 立教大学の自由選抜入試は「志望する学部に関連した高い能力をもつ者、あるいは学業以外の諸活動の分野に秀でた個性をもつ者で、本学ならびに各学部の教育目的を理解し、そこで学びたいという熱意のある学生を受け入れることを目的」として実施されている。立教大学の経済学部は経済学科・経済政策学科・会計ファイナンス学科の3学科を有し、「国と企業と個人の動きを経済という視点から分析し、次の社会を構想する」学部である。

学部のアドミッションポリシーには「知識、技能、態度、体験を有する入学者」を求めるとある。「知識」として高校までの学習への真面目な取り組み、「技能」として日本語と英語などの語学力や読書を通した読解力、「態度」として社会問題に深く関心、そして何か真剣に取り組んできた「体験」を有する学生を求めているとある。

 出願資格として英語のスコアが設定されている点からして、アドミッションポリシーの中でも語学力の「技能」を有する者で、志望理由書で自らの「体験」や社会問題への「関心」、学びへの意欲をアピールできる者を求める入試と言えよう。立教大学の一部の学部で求められるような高度な「体験」や実績などは出願資格として設定されていない。真面目に高校の学習、特に英語について学びを深めながら、経済にまつわる問題について考え、大学で学びをしたいと望む全ての高校生に門戸が開かれている。

【難易度】

学科によっては一般選抜の倍率の方が低いところもあるが、それは自由選抜入試の出願資格が英語資格以外特に設けられていないためと考えられる。しかも、自由選抜入試は併願も可能なため、出願者が多く集まる。一般入試に比べて倍率が著しく低いというわけではないが、出願資格を満たしているのであれば挑戦してみる価値は大いにある。合格の機会を増やしたいと考えているのであれば、出願を検討してみよう。

アイディア 合格のツボ

【提出書類について】

 主な提出書類は志望理由書2,000字程度である。志望理由書には「これまでの自分の実績や集中して行ってきたことに触れながら、入学後に何をどのように学びたいのか」について書けとの指示がある。第一次選考においては「高等学校での学業成績、課外活動などの実績、専攻分野に関連する実績・資格・能力、志望理由などを総合的に評価」すると要項に記載されている。さらに、出願条件として英語資格が設定されている点からして、英語に関する学びをアピールできないか、考えてみると良い。もちろん「課外活動」も評価対象になるので、部活動や委員会活動、学校外の活動などから自己評価できるものを探してみるところから、書類の準備をスタートさせよう。

 気を付けたいのは、チームでの活動に取り組んだケースである。チーム全体で取り組んだ成果をアピールしたくなるだろうが、大事なのはあなたがどう活動に取り組み、チームに貢献した結果、成果を挙げられたのかである。役職等に就いていなかったとしても構わない。自己分析や他者へのインタビューを通じて、自身の活動を振り返ってみると良いだろう。

 その上で、志望理由についても考えなければならない。「何をどのように学びたいのか」まで書かなければならない以上、自ら研究テーマを設定すると同時に、立教大学経済学部のカリキュラムやプログラムなどをよく理解しておく必要があるのだ。

 研究してみたいテーマに関しては、経済にまつわる社会問題を検討してみると良いだろう。アドミッションポリシーに「社会問題に深く関心」を持っていることが挙げられているため、単に経済を理解したいといったレベルではなく、経済学の視点から考えてみたい社会問題をテーマとして設定できると良いであろう。

その研究をする場として、立教大学経済学部である必然を説明したい。そのために大学リサーチが肝心となる。学部教育の要としてゼミナールが位置付けられていたり、語学教育や海外研修が充実していたりと、ホームページやパンフレットにも特徴が紹介されている。オープンキャンパスなども最大限に活用し、自身の学びを深めるためになぜ立教大学の経済学部でなければならないのか、じっくりとカリキュラムを理解して執筆したいところだ。

 どのように学ぶのか、といった学び方まで説明しなければならない。立教大学ではRIKKYO Learning Styleを2016年度から導入しており、学部学科で学ぶ専門知識だけでなく、広く教養を身につけられるという特長も踏まえ、学びの計画を述べられるよう、理解を深めたい。

 最後に、注意したいのが「ながら」という指示である。自らの実績紹介をもとに高い能力や秀でた個性を有していると証明し、さらにそれを立教大学でどのように伸ばし、開花させたいのか、説明する必要がある。過去の活動歴と大学の学びに関係性があるように記述するのがポイントであろう。

 

 

【第2次選考について】

 第2次選考は現代の政治や経済に関する知識や関心、基礎的な数学的分析能力を問う「総合科目」と面接である。この「総合科目」は日本語による説明能力だけでなく、数学的思考力も問われる試験内容となっており、対策しているかどうかで合否を分ける可能性がある。

 まずは経済学の基礎を理解しておくと良い。政治経済の教科書や資料集を使い、用語や指標の意味、代表的な経済に関する制度や歴史的な出来事について理解しておきたい。その上で、図表の読み取りをもとにした計算問題も出題されている。2019年度入試であれば標準偏差を求めよとの問題が出ている。経済学において数学が重要だと大学が思っているからこそ、このような問題が出題されているのであろう。図表の見方や計算に慣れておくと、合格を大きくひきよせられるであろう。

 面接では志望理由や高校時代の活動歴についての質問に加えて、経済に関する時事問題に対する意見も求められている。経済と社会のできごとの関連について、理解した上で根拠と共に意見を述べる練習もできると良い。

 

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合格した先輩の例

 経済政策学科に合格した先輩の例を紹介しよう。スポーツに打ち込んでいた先輩は、アメリカに留学した際、学生スポーツの盛り上がりに日米で違いがあることに気づいたという。スポーツが経済に与える影響は大きいと思い、経済政策の視点からスポーツビジネスを考えたいと思って、経済政策学科を志望している。この研究テーマは「国と企業と個人の動きを経済という視点から分析」するという経済学部の目標、そしてアドミッションポリシーの「態度」と合致したものであったと言えよう。書類そして面接でも留学経験と語学資格取得、そしてスポーツの活動歴をアピールしている。これらもアドミッションポリシーの「技能」や「体験」を満たすに十分であったからこそ、合格を手にできたのだ。

 

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入試の概要

1.主な出願資格
 指定された語学資格の級・スコアが提出できる者

2.出願時期
 9月上旬

3.主な提出書類
 志望理由書、競技実績証明書

4.1次選考(書類審査)合格発表
 9月下旬

5.2次選考時期
 10月上旬

6.選考内容
 小論文、面接試験

7.2次合格発表
 11月上

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