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立教大学
異文化コミュニケーション学部

立教大学 異文化コミュニケーション学部

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提出資料により一次選考が行われ、小論文試験(自由選抜入試 方式A、アスリート選抜入試のみ)および面接試験により合格者を決定する。大学入学共通テストは課されない。自由選抜入試、国際コース選抜入試では出願資格として評定平均は求められないが、アスリート選抜入試では全体3.5以上の評定平均が求められる。どの入試方式においても外国語資格試験のスコア提出が求められる。

※掲載内容は変更されている場合があります。必ず大学のホームページ、入試案内冊子などをご確認ください。

2023年6月12日更新

異文化コミュニケーション学部 自由選抜入試

     

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入試の概要

1.主な出願資格
 指定された語学資格の級・スコアが提出できる者

2.出願時期
 9月中旬

3.主な提出書類
 課題作文・英語資格証明書

4.1次選考(書類審査)合格発表
 10月下旬

5.2次選考時期
 11月下旬

6.選考内容
 小論文(方式Aのみ)、面接試験

7.2次合格発表
 12月上

入試の特徴

【アドミッションポリシー】

 「入学者に求める知識・技能・姿勢・体験」における「知識」と「技能」は具体的な出願資格のことなので確認されたい。特に注目すべきは、求められている「姿勢」と「体験」である。「姿勢」としては、「高い倫理性を持って、異なる文化・性別・しょうがい等に対しての偏見を持たないように努め、様々な文化背景・生活体験を有する人たちと良好な人間関係を構築し、協働的に作業ができる素地があること」が望まれている。また「社会や世界の現象に関心を抱き、それらを複眼的な視点から考えて問題を引き出し、その問題に取り組んでいこうとする意欲と志を持っていること」も必要とされている。「海外経験」の有無は問われず、むしろ「人間とは何かといった問題、人と人とのコミュニケーションのありかた、自文化と異文化の相違」への興味や関心が重視されているのは、表面的な現象ではなく、その本質を捉えるまなざし、とりわけて「他者」へのまなざしの深さこそが異文化コミュニケーション学部の求める資質である。

【難易度】

 自由選抜入試の出願資格、出願書類に求められている研究計画の水準の高さ、および第2次選考における小論文と面接の内容を考慮するとき、異文化コミュニケーション学部の自由選抜入試は最難関入試のひとつに数えられると言ってよい。

アイディア 合格のツボ

【提出書類】
異文化コミュニケーション学部の自由選抜入試の難しさは、志願者が「異文化コミュニケーション学」をほとんど理解しないまま、あるいは誤解したまま出願しかねないところにある。実際、十分な言語学的知識を背景に従えながら、なおかつ自分自身が異文化コミュニケーションの主体として、みずから発見または設定した問題に向き合っていく姿勢を表現する作業は高校生ひとりでは相当に難しい。一方「5年間で大学院修士までの学位を取得できる」という「5年一貫プログラム」志望者を選抜するのが方式Bで、その出願書類の中心は「志望理由書(600字)」と「学習・研究計画書(2000字程度)」である。学部入学時から大学院進学へ目指す者にとっては格好の入試であり、だからこそ出願時に一定以上の専門性が求められる入試でもある。「5年一貫プログラム」への志願者は「通訳翻訳専門コース」「英語教育専門コース」「日本語教育専門コース」「国際協力専門コース」という4つのコースから進学先をひとつ選択し、各コースにふさわしい学習計画を準備しなければならない。方式A・方式Bともに「異文化を理解することは簡単ではない」という出発点は共通しており、その難しさに対峙していくスタンスが提出書類のなかでも求められている。「相手の立場に立ってお互いに理解し合う努力が大切である」といったレベルは文字通り問題外である。

【二次試験】
方式Aの二次試験は、社会・文化・言語・教育などをめぐる課題文が与えられ、読解力・論理的構成力・表現力などを総合的に評価する小論文試験と、日英両言語によるグループ面接試験のふたつから構成される。もう一方の方式Bの二次試験では小論文試験は課されず、志望理由書、学修・研究計画書など出願書類をもとにした日英両言語による面接試験が行われる。方式Aのグループ面接は2名の面接官と6名の受験生が向き合う形をとり、まず受験生だけでの「複数言語を使えることが異文化理解に必要か」といったテーマをめぐるディスカッションの様子が観察され、ついで面接官と受験生一人一人の志望理由書をもとにした個別の質疑応答がなされる。

【合格した先輩例】
「言語と思考の関係が不可分であるとすれば、翻訳とは本質的に何を意味するか」。合格先輩のひとりが設定した研究テーマである。この研究はおそらくは本人自身による翻訳という実践を通してのみ可能な研究ではないだろうか。ここに異文化コミュニケーション学部の「合格のツボ」がある。三人称の観点から現象を観察・分析するのではなく、あくまでもみずからが異文化コミュニケーションの主体となって問題に向き合っていく。在日外国人子弟への日本語教育において「タメ口」をどう教えるのか、外国語の習得が生み出す連帯と排除の構造とはいかなるものか、非言語コミュニケーションは言語と切り離されたものなのか、複言語使用者としての自分がある言語だけを失っていく過程とはどのようなものなのか、などなど、いずれも異文化コミュニケーションの現場において当事者としてのみ向き合える研究テーマばかりである。留学経験や外国在住経験の有無が問われるというよりは、異文化コミュニケーションの諸問題にあくまでも一人称で向き合っていことする意思こそが、すべての合格先輩に共通する点である。

入試の傾向(実際の入試問題を取り上げ、近年の傾向と見られる力について解説する

方式Aの小論文試験の課題論文のテーマは、まさに言語と社会、あるいは言語と人間または文化の関係を論じたものが多い。2019年度は「自文化中心主義と歴史記述の関係」、2018年度は「標準語の政治性」、2017年度は「コードとしての言語」など、いずれも言語学の基礎が問われるテーマばかりである。課題論文の背景や出題意図まで視野に入れられるような問題意識の醸成が日常の学びのなかで期待される。「異文化コミュニケーション学」の内実は言語学の最低限の知識なしにはイメージできないため、その自主的な研究は書類作成にも小論文執筆にも、そして面接にも欠かせないと考えたい。

 

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入試の傾向

方式Aの小論文試験の課題論文のテーマは、まさに言語と社会、あるいは言語と人間または文化の関係を論じたものが多い。2019年度は「自文化中心主義と歴史記述の関係」、2018年度は「標準語の政治性」、2017年度は「コードとしての言語」など、いずれも言語学の基礎が問われるテーマばかりである。課題論文の背景や出題意図まで視野に入れられるような問題意識の醸成が日常の学びのなかで期待される。「異文化コミュニケーション学」の内実は言語学の最低限の知識なしにはイメージできないため、その自主的な研究は書類作成にも小論文執筆にも、そして面接にも欠かせないと考えたい。

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異文化コミュニケーション学部 国際コース選抜入試

     

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入試の概要

1.主な出願資格
 指定された語学資格の級・スコアが提出できる者

2.出願時期
 9月中旬

3.主な提出書類
 課題小論文、英語資格証明書など

4.1次選考(書類審査)合格発表
 10月下旬

5.2次選考時期
 11月中旬

6.選考内容
 面接試験

7.2次合格発表
 12月上

異文化コミュニケーション学部 アスリート選抜入試

     

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入試の概要

1.主な出願資格
 指定された語学資格の級・スコアが提出できる者

2.出願時期
 9月上旬

3.主な提出書類
 志望理由書、競技実績証明書など

4.1次選考(書類審査)合格発表
 9月下旬

5.2次選考時期
 10月上旬

6.選考内容
 小論文、面接試験

7.2次合格発表
 11月上

先輩の声

李 知那さん

立教大学 異文化コミュニケーション学部

駒澤大学高校

2023年卒業

李知那

「本番直前授業」では二次試験に向けて1週間、毎日面接シミュレーションを繰り返しました。主に志望理由や研究テーマに関する質問を受けるのですが、その内容が日に日に深まり、難しくなっていきます。おかげで自分の考えがしっかり整理され、本番の面接でも上手くいきました。 早稲田塾に入るまでは将来の目標もなく、漠然と「国際的な仕事がしたい」と考えていました。それが担任助手の面談を受けていくうちに、どんどんやりたいことが具体的になっていき、自分らしい研究テーマにもつながりました。

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