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立教大学
法学部

立教大学 法学部

Give yourself the best chance to get into your dream college.

提出資料により一次選考が行われ、面接試験により合格者を決定する。大学入学共通テストは課されない。出願資格として評定平均値3.8以上、外国語資格試験のスコア提出および優れた活動実績または高校の期間における2年以上の留学経験が求められる。法学部(国際ビジネス法学科のみ対象)の国際コース選抜入試は2022年度入試より新設された。

※掲載内容は変更されている場合があります。必ず大学のホームページ、入試案内冊子などをご確認ください。

※2024年10月9日更新

法学部 自由選抜入試

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入試の特徴

  • 評定平均値3.8とすぐれた実績・経験が必要
  • 英検、TOEICなど指定された語学資格が必要(スコア・級の下限なし)
  • 試験は面接試験のみ

入試の概要

1.主な出願資格
 評定平均値3.8以上で英語資格のスコアを提出でき、かつ以下のaからcのいずれかに該当する者。  

a高等学校在学中に学術・文化・芸術分野で高い評価を得た者 

bスポーツの分野で都道府県ベスト8以上の成績を収めた者 

c外国の学校教育制度に基づく高等学校で継続して2学年以上の課程を修了し、特色ある異文化体験を持つ者

2.出願時期
 9月中旬

3.主な提出書類
 志望理由書、活動報告書など

4.1次選考(書類審査)合格発表
 10月下旬

5.2次選考時期
 11月中旬

6.選考内容
 面接試験

7.2次合格発表
 12月上旬

入試の特色

【アドミッションポリシー】

 立教大学の自由選抜入試は「志望する学部に関連した高い能力をもつ者、あるいは学業以外の諸活動の分野に秀でた個性をもつ者で、本学ならびに各学部の教育目的を理解し、そこで学びたいという熱意のある学生を受け入れることを目的」として実施されている。

 学部のアドミッションポリシーには「知識、技能、態度、体験を有する入学者」を求めるとある。特に「知識」として「法学・政治学を学ぶ上での基礎的な教養である「日本史」「世界史」、あるいは論理的思考能力の基盤となる『数学』のいずれかについて、十分な知識を有すること」、「体験」として「新聞や本を日常的に読む習慣をつけておくこと」に加え、「生徒会活動、クラブ活動、行事実行委員会活動、ボランティア活動を行うなど、様々な人々と接し、多くの体験」を有する学生を求めているとある。

 出願資格として学術・文化・芸術分野、もしくはスポーツの分野での優秀な成績や海外高校で学んだ経験などを求めている点からすると、入試の趣旨として述べられているもののうち「諸活動の分野に秀でた個性」を、そしてアドミッションポリシーにある「体験」を重視する入試といえよう。

アイディア 合格のツボ

【提出書類について】

 主な提出書類は志望理由書2,000字程度と活動報告書である。志望理由書には「これまでの自分の実績や集中して行ってきたことに触れながら、入学後に何をどのように学びたいのか」について書けとの指示がある。第一次選考においては「高等学校での学業成績、課外活動などの実績、専攻分野に関連する実績・資格・能力、志望理由などを総合的に評価」すると要項に記載されている。さらに、出願条件として課外活動の実績、もしくは海外の高等学校で2学年以上学んだ経験を求めている点からして、「自分の実績や集中して行ってきたこと」は出願資格に関する内容を前提に考えるのがセオリーである。

 気を付けたいのは、チーム(集団)で部活動や委員会活動などに取り組んだケースである。チーム全体で取り組んだ成果をアピールしたくなるだろうが、大事なのはあなたがどう活動に取り組み、チームに貢献した結果、成果を挙げられたのかである。役職等に就いていなかったとしても構わないが、出願資格には学術・文化・芸術分野においては「高い評価を得ることに中心的役割を果たした者」、スポーツの分野においては「指導的役割を果たした者もしくはレギュラーまたはそれに準ずる選手として活躍」した経歴が求められている。細かな文言ではあるが、この条件を満たしていると客観的に判断されるような記述を心がけたい。

 その上で、志望理由についても考えなければならない。「何をどのように学びたいのか」まで書かなければならない以上、自ら研究テーマを設定すると同時に、立教大学法学部のカリキュラムやプログラムなどをよく理解しておく必要があるのだ。

 研究してみたいテーマに関しては、法にまつわる社会問題を検討してみると良いだろう。単に法や制度を理解したいといったレベルではなく、法学の視点から考えてみたい社会問題をテーマとして設定してみたい。

その研究をする場として、立教大学法学部である必然を説明する必要もある。そのために大学リサーチが肝心となる。立教大学法学部には充実した講義科目があり、さらに少人数制の演習が1年次から設定されていたり、グローバル化に対応する科目も多く設置されたりと、特色あるカリキュラムを有している。法学部は日本の多くの総合大学に設置されているからこそ、なぜ立教大学なのか、学科のカリキュラムや教員の研究テーマまで確認し、志望理由を明確にしたい。オープンキャンパスなども最大限に活用し、自身の学びを深めるためになぜ立教大学の法学部でなければならないのか、じっくりとカリキュラムを理解して執筆したいところだ。

 どのように学ぶのか、といった学び方まで説明しなければならない。立教大学ではRIKKYO Learning Styleを2016年度から導入しており、学部学科で学ぶ専門知識だけでなく、広く教養を身につけられるという特長も踏まえ、学びの計画を述べられるよう、理解を深めたい。

 最後に注意したいのが「ながら」という指示である。自らの実績紹介をもとに高い能力や秀でた個性を有していると証明し、さらにそれを立教大学でどのように伸ばし、開花させたいのか、説明する必要がある。過去の活動歴と大学の学びに関係性があるように記述するのがポイントであろう。

 

【第2次選考について】

 第2次選考は面接のみである。「入学後の勉学に必要な基礎的な学力、勉学への意欲、志望する分野に関連した素質、諸活動などを通して培われた能力などについて総合的に評価」すると要項に記載されているため、志望理由書や活動報告書に書いた内容を、さらに詳しく説明できるよう準備しておくと良い。

 

合格した先輩の例

法学科に合格した先輩の例を紹介しよう。バレエやダンスに打ち込むなかで「表現の自由」に関する問題に関心を持ち、法学科を志望した先輩である。課外活動に加えて、倫理の授業から法哲学に興味を持った経験も、法への関心を高めていた。身体表現活動以外にも、委員会活動や高校生向けのプログラムへの参加実績もアピールしている。学業とともに、課外活動に積極的に取り組み、その経験を法学部での学びと関連付けてアピールしたことが合格につながった。アドミッションポリシーで特に重視される「体験」の要素を十分に満たし、個性と学びへの意欲ある人物として、自由選抜入試の趣旨と合致していたからこその合格と言えるだろう。

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法学部 国際コース選抜入試

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入試の概要

1.主な出願資格
 指定された語学資格の級・スコアが提出でき、評定平均値3.8以上の者

2.出願時期
 9月中旬

3.主な提出書類
 志望理由書、課題小論文など(学部によって異なる)

4.1次選考(書類審査)合格発表
 10月下旬

5.2次選考時期
 11月中旬

6.選考内容
 面接試験

7.2次合格発表
 12月上旬

法学部 アスリート選抜入試

【開催中】
総合型選抜オンライン説明会

入試の概要

1.主な出願資格
 指定された語学資格の級・スコアが提出できる者
指定の競技実績を教育課程在学中に修めたことを証明できる者
 第2学年末までの評定平均が3.5以上であるもの

2.出願時期
 9月上旬

3.主な提出書類
 志望理由書、調査書、競技実績証明書、競技実績証明資料、英語資格・検定試験の証明書など

4.1次選考(書類審査)合格発表
 9月下旬

5.2次選考時期
 10月中旬

6.選考内容
 小論文、面接試験

7.2次合格発表
 11月上旬

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