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2019 世界を知るサマースクール in 香港【最終日】


「竹中平蔵 世界塾 世界を知るサマースクール in 香港」最終日です。歴史の転換点にある香港の息吹を全身で感じ続けた今回のプログラムも、今日で終了です。

今日は、香港島のTimes Squareにある世界最大規模の留学エージェント、EF(Education First)を訪れました。世界中からスタッフが集まるインターナショナルな会社のオフィスを見せていただきます。開放的でおしゃれな雰囲気に塾生たちのテンションも上がります。

EFのスタッフにオフィスを案内してもらいます。
EFのフランス人スタッフのプレゼンで、質問をする塾生。

EFから、修了式が執り行われる日本人倶楽部まで、徒歩で移動します。昨日の夜に激しいデモがあったコーズウェイベイを散策。ただ、朝の10時の段階ですでに街は平常に戻っています。

コーズウェイベイを散策します。
デモを激励するメッセージを書いたポストイットが貼られる「レノンウォール」。
「イマジン」を歌ったジョン・レノンの名前が由来です。

日本人倶楽部で修了式。まずは、この五日間の学び、感想を一人ひとりがプレゼンしていきます。

「逃亡犯条例」に端を発し、日増しに激しさを増す香港のデモ。研修期間中も、複数回の大規模なデモや、それに伴う海底トンネルや道路の封鎖、公共交通機関の全面ストライキなど、多くの動きがありました。最新の情報を元に連日スケジュールが変更する中で、塾生たちは香港の「いま」を全身で感じ続けました。

自分たちの未来に対する強烈な危機感の元、デモに参加した香港の学生たちと議論しました。家政婦として香港で働き、自国の家族を支えるフィリピン人の女性たちに街頭インタビューをしました。香港に身を置き、世界を股にかけて活躍をしているグローバルパーソンたちのダイナミックな人生を伺い、パワフルな人柄に触れました。そして、そんな時代の只中で自分たちがどんなビジョンを持ち、何を大切にしなければならないのか、竹中先生に導かれながら考え続けました。

最終プレゼンは、竹中先生も激賞するほどのクオリティでした。転換点にある香港で感じたことを自分のマイストーリーに落とし込み、一人ひとりが自分の思いを自分の言葉で熱を込めて語っていました。多くの塾生が口にしたのが、研修前の自分がいかに甘かったかということ、だからこそここからは自分が自分と社会の未来を作る当事者として、具体的に一歩を踏み出していきたいということ。

思い思いにプレゼンをする塾生たち。

すべてのプログラムが終了しました。竹中先生より、修了証を授与されます。この修了証は未来へのパスポート。香港研修で感じたこと、学んだこと、誓ったことも、日本での日常の中で実際に行動に移さなければ意味はありません。

竹中先生より、修了証が授与されます。

香港研修の期間中、59名全員が本当によく頑張り、大きく成長しました。ただ、羽田空港でも伝えた通り、帰国してからが本番。ここから、香港研修でたくましく鍛えられた塾生たちの真価が問われます。

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投稿者:有田忠史

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