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青葉台校レポート

英語資格試験の最新情報をお届けします!


皆さん、こんにちは!

青葉台校担任助手の東実奈(桐蔭学園高校卒、上智大学法学部国際関係法学科4年)です。今回は、皆様が気になっているであろう、「英語資格試験」について書きます。

もはや英語4技能資格=出願資格としている大学が多い中、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、様々な試験の日程が変更となっています。本記事では高校生が多く受験する英検、IELTS、TOEFLの3つに絞り、各試験の特徴と2020年4月22日段階での最新情報をお届けします。

※今後の動向により、情報が更新される可能性があります。

※太文字で書かれている英語資格試験名をクリックすると、公式HPに飛びますので、随時ご確認ください。

※受験を検討し、細かな各試験の特徴について知りたい方は、直接ご相談下さい。

①英検

中学生・高校生にとって、とても馴染みのある試験です。英検には様々なタイプがあり、従来型の英検、英検CBT、英検 1day S-CBTの3つを併願して大学に出願することができます。年間に、従来型英検3回+英検CBT3回+英検S-CBT2回のトータル8回受験出来るようになった今、従来よりもチャンスが大幅に広がっています。

CBTは準1級、2級、準2級、3級を対象とし、月に1回実施されています。Reading, Listening, Writingの解答を全てコンピューターに入力するため、他と比較して、タイピングスキルも求められる方式です。

4技能を1日で受験できる方式です。Speaking, Listening, Reading, Writingの順番で試験を行います。問題内容はコンピューター上に表示され、Speakingはヘッドホンに吹き込みますが、それ以外はマークシートに記入する形を取ります。第一回検定(2020年4月〜7月)と第二回検定(2020年8月〜11月)の2回に分かれており、年2回の受験が可能です。毎土日に開催されるため、受験日程の選択肢が多いことが特徴です。こちらから詳細を確認してください。

☆新型コロナウイルスによる影響 ☆

S-CBTは5/3までの試験は延期(振替)となり、5/9から再開されることになりました。(2020年4月13日、英検S-CBT公式HPより)また4月17日には、英検CBTの6月試験が中止になることも日本英語検定協会より発表されています。

実は共通テストと問題形式が似ている英検。筆記試験対策にもなりますので、現段階で受験する機会がないから…と諦めるのではなく、普段やっている英語学習の一環だと思って、勉強してみることをオススメします。

IELTS  

海外留学や研修のために英語力を証明する必要がある人、特にイギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドなどBritish English圏に最適なテストです。日本でも入学審査に使用する教育機関が増えてきており、英検と併願して受験する高校生が増えています。

特徴1

筆記テストでは日本人に馴染みのある紙と鉛筆を使用。Speakingは面接官との対面式です。

特徴2

受験のチャンスが多い。1dayと2daysから選択可能で、ほぼ毎週実施されています。

☆ 新型コロナウイルスによる影響(4/20現在) ☆

4月中の試験は中止。5/9(土)以降に振替実施するとの発表がホームページ上でされています。もちろん今後の情勢により、予定が変更される可能性もあります。受験を検討している方は、随時最新情報をご確認ください。

TOEFL (iBT)

主に大学・大学院レベルのアカデミックな場面で必要とされる、英語運用能力を測定する試験です。自然科学、社会科学、芸術など幅広い分野の教養科目や学校生活に関する題材が扱われます。また、「読んで」「聞いて」その上で「話す」「書く」など、実際の留学生活を疑似体験するIntegrated taskという問題形式も含まれ、より実践的な英語力を測ります。また世界150か国、11,000以上の大学・機関で活用されているTOEFLは、大学入試だけでなく、大学入学後の留学や就活にも使える語学資格です。 (ETS TOEFLより引用)

☆新型コロナウイルスによる影響 ☆

TOEFL iBTテストは会場の閉鎖に伴い、現在テストが中止されています。ですが、英語資格試験を受験できずに悩んでいる高校生の皆様。朗報です!「TOEFL iBT Special Home Edition」という自宅で受験できるオンラインシステムが発表されました。遠隔監視の下行われるため、正式なスコアとして教育機関に送付することが可能です。

今回は英検、IELTS、TOEFL iBTの3つに焦点を当てて、簡単にご紹介致しました。この他にもTEAP(現時点では実施日程の変更は無し)やGTEC CBT(第1回検定日が5/24から7/12に変更)、TOEIC(4.5月中の公開テストは中止。6月も中止の可能性有り)など、様々な資格試験が新型コロナウイルスの影響を受けて、例年とは異なる方法で実施されています。また英語資格試験だけでなく、大学入試自体も例年通りの実施が懸念されています。このような状況下において大切なことは、正しい情報を素早く確認することです。いつどこからその情報が発信されているのか、ご自身の目で必ず確かめて下さい。そのために本記事では敢えて詳しく書かない代わりに公式HPのリンクを添付しています。ぜひご活用ください。

ちなみにそれぞれの勉強法についてですが、私が高校生の時は、高速マスターで英検の合否の鍵を握る単語力を強化し、英語特訓道場(上級・時事英語)やTOEFL講座(中級)で4技能を鍛えました。お時間があれば、こちら(青葉台校ワセダネ「高校時代暴露シリーズ」)もご覧ください。早稲田塾には、私が受講していた3つの講座以外にも、英語資格取得に向けた講座(e.g. 英検対策講座、IELTS対策講座)が用意されています。皆さんそれぞれに合わせた勉強法を一緒に探し、学校が変則的で比較的余裕のあるこのタイミングを有効活用することで、第一志望現役合格への切符を勝ち取りましょう!

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投稿者:東 実奈

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