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横浜校レポート

何事にもチャレンジしよう!~私のカンボジア研修~


こんにちは!

早稲田塾横浜校担任助手の中田みき(早稲田塾40期・捜真女学校高等学部卒・青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科1年)です。

今回は、私が高1・高2のときに行ったカンボジア研修での経験・得られたこと・大学入試においてどう役立ったかについてお話します。

私は、高1春に1週間、高2春に1週間の計2回、学校の研修プログラムを通してカンボジアに行きました。

研修では、アンコールワットなどの遺跡を巡ったり、内戦に関する場所を訪れたり、現地の子供たちと遊んだりしました。 カンボジアに行ったのは,好奇心という安易な理由からでしたが、カンボジアでの経験は私にとって一生モノとなりました!

それでは、カンボジアで得られたことをお話していきたいと思います!

1.固定観念の怖さ・大学での学びのビジョン

最初の私が抱いていたカンボジアのイメージは「貧しい・汚い」でした。

実際行ってみて、確かに日本よりも近代的な建物は無いしインフラ設備が遅れていると感じることもありました。しかし私が訪れた(アンコールワットなど観光地である)シェムリアップと首都であるプノンペンはとても栄えていて、ショッピングモールや、建設中のビルがたくさんありました。 1年越しにカンボジアを訪れた際、1年前に訪れた時よりもたくさんのデパートやビルが建っていて驚きました。確かに都会と田舎とで格・差はあるものの、発展が急速に進んでいるのを実際に目で見て感じました。

こちらは「経済的な・目に見える」形で固定観念が崩された話ですが、私が最もカンボジアで印象に残ったのは、カンボジアの「目に見えない豊かさ」です。

私が1番感動したポイントは、カンボジアの人の「ユルさ」です。 「ユルさ」とは、温厚さ・気楽さという言葉に置き換えられるかもしれません。どちらも日本では感じることのなかった感覚でした。

カンボジアにいた7日間で関わった人は皆、とにかく明るくて優しかったです!私たち外国人に対して、通りすがりの人でさえ笑顔を振りまいてくれました。 また私が訪問した現地の企業では、社員のほぼ全員が、昼休みに一度帰宅し、昼食を家族と食べて昼寝してからまた会社に来て 仕事を再開する・だいたい18時頃に仕事を切り上げて家族・友達と一緒に夕食の時間を過ごす、という毎日を送るそうです。 確かに、昼時の街を見ると、庭のハンモックで寝ている人がたくさんいましたし、夕方から夜にかけては子連れの家族でいっぱいでした。 カンボジアの人は仕事よりも家族などとのプライベートな時間を大切にする人が多いのだなと感じました。

このような「ユルい」環境で1週間過ごして感じたのは幸福です。カンボジアの人々が今の生活・対して感じている幸せが、彼らの明るい性格や表情に表れ、それが私にも伝わったからだと思います。 他人に寛容であること・自分の時間をきちんと作ること(オンとオフの切り替えをすること)が幸せの秘訣なのではないか、と振り返って思いました。

ここで日本にいたときの自分を振り返ってみると、私は幸せを感じていなかったように思います。そして周りの人からも幸せを感じ取ることもあまり無かったです。 学校でも、電車の中でも、疲れた顔の人がたくさんいて私もそれに呑まれていました。私はカンボジアで交流した子どもたちよりも、物質的にも環境にも恵まれているはずなのに、なぜ幸せを感じることができなかったのだろうかと考えました。

実際、国連の「幸福度ランキング」での日本の順位は、先進国の中でとても低いです。物質的で目に見えるものは豊かだけれども、目に見えない部分は豊かではない、といえるのではないでしょうか。 そう考えた時、私はカンボジアが日本よりも豊かな国に見えたのです。これは、カンボジアに限らず他の発展途上国とされる国にも当てはまることかもしれません。 発展途上 国は、以前の私が抱いていたような「貧しい・汚い」というイメージで片づけられがちです。 私はカンボジアに直接行ったことで自分が抱いていた固定観念が間違っていたことに気付き、また改めて幸せの概念についてや、日々の自分について深く見つめなおすことができました。また自分の学びたいものが見つかったことで、自分の進路を定めることができました。

私の場合は、カンボジアに行って固定観念について・幸せの基準について深く考えさせられたことがベースとなり、志望校・学部を決め書類を書くことができました。 このカンボジア研修が私の大学に行く理由になったといっても過言ではありません。

長くなりましたが、これが私がカンボジアに行って得た最も大きなことです。

2. 自分の全く知らないところに飛び込む重要さ

私がなぜわざわざ「貧しい・汚い」と思っていたカンボジアに行ったのか、と疑問に思った方もいるかもしれません。私がカンボジアに行こうと思ったのは、自分の全く知らないところに行ってみたい、という単純な好奇心からです。 そして上に 書いたとおり、カンボジアでとても大きな発見をし、自分自身を成長させることができました。

ですから、塾生のみなさんには、今のうちからたくさんのことにチャレンジしてほしいです! チャレンジすれば何かしら発見することができるし、無駄になるものはひとつもありません。 時間がある今、やりたいこと・やってみたいことには 積極的にチャレンジすることを強くお勧めします。 もうすぐ始まる夏休み、みなさんが一生モノの経験・チャレンジができるよう心から応援しています!

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