こんにちは！早稲田塾横浜校担任助手の菅原茉利奈（すがわら　まりな・早稲田大学文化構想学部・文化構想学科1年・神奈川県立横浜国際高等学校卒・早稲田塾第40期）です。実は私、高校時代はチアリーディング部に所属し、副部長を務めていました！　（ポジションは紆余曲折を経て、引退の時にはファースト/ドべ を担当しました。）

先日、日本チアリーディング協会主催の第21回チアリーディング関東選手権大会が終幕しましたね！　選手の皆さん、本当にお疲れさまでした！　皆さんの一生において、かけがえのない一日だったらいいな、と思います。

さて今回のワセダネでは

チアリーディングがどのように、今後のあなたの力になるのか

を、お伝えします！　「私ってなんのためにチアリーディングしてるんだろう？」という前提的な問いについて、一緒に考えてみましょう！

【チアリーディングがどのように、今後のあなたの力になるの？】

→①「悩む人」ではなく「考えられる人」になれる！

図をご覧ください！

221トスアップがどうしても届かない２つのチームがあります。技完成の期限までに完成させられそうなのはどちらのチームでしょうか？

もちろん、右側のチームですね。

チアリーディングは、できない技をできるようにするために、何が原因でどう改善してどんなものを目指すのか考える作業を何度も何度も繰り返すことで演技が完成します。

つまり、チアリーダーは「考える」ことで問題を解決するプロセスを日々繰り返しｰているのです！　

大きな問題も小さな問題も、「できないよぉぉ（涙）」と泣いていても解決しません。問題に直面したときに、考えて一歩前へ前進する力を身につけられるのがチアリーディングです。

→②「心の体力」が身につく！

「心の体力」とは、自分に精神的な負荷がかかった時にそれに押しつぶされない強さ、心に決めたことを最後まで成し遂げる強さ、辛くて一度心が壊れてしまったときに自分で工夫していつか回復する強さを総称した、私独自の造語です。

チアリーディングでは、一つの技を完成させるためにどうしたらうまくいくのか試行錯誤を繰り返す過程で、「心の体力」がとても身に付きます。責任感やうまく技が上がらなくて自分自身がとても辛い、でもチームのために乗り越えなければいけない時にも「心の体力」が鍛えられます。

私自身、入部後初めての夏休みにリバがなかなか完成せず、また先輩のアドバイスをもとに改善しているつもりでもうまくできず、「もう嫌・・・。」と暗い気持ちになっている時期がありました。

そのときに、あきらめずに何度もシュミをして上げる過程を速くしたり、「今日はできるようになるぞ！　」と気持ちを切り替えて練習に向かったりと、「リバを完成させる！　」という気持ちを絶やさずに練習を続けていました。

このようなリバをはじめとした数多くのTry&Error が実際に、推薦入試の書類を作る際に大いに役立ちました。書類に関して何度もフィードバックをもらい、書き直し、ダメ出しをされて落ち込み、でもまた書き直し、、、の過程を乗り越えられたのは、チアリーディングで「心の体力」を身に付けたおかげだったと思います！　

正直、今「役に立つから頑張れ！」と言われても「いや、役に立つ立たないじゃなくて今辛いんだって！　」と思うかもしれません。その通りです。自分がやったことの意味や成果がわかるのは、終わった少し後のことです。チアリーディングもまた、引退してまた別の経験をすることで、はじめて自分が何を得られたのか実感できます。

だから、今は頑張る時！　

辛かろうが苦しかろうが、やるしかないです。

応援してるよ！

GO! FIGHT!WIN!

☆著者について☆

菅原　茉利奈（すがわら・まりな）

神奈川県立横浜国際高等学校を卒業。現在早稲田大学文化構想学部1年で、この春から早稲田塾横浜校で担任助手を務める。

「イスラーム文化の多様性」を研究テーマとし、高校時代からアラビア語やイスラーム文化の探求を続けている。

高校時代はクラシックバレエにバイト、チアリーディング部副部長と多忙な日々を過ごした。

高校2年生の冬ごろに早稲田塾に入塾。

その後、一般対策をしながら様々な推薦入試に挑戦し（早稲田大学 文学部・明治大学 政治経済学部・立教大学 社会学部・中央大学文学部など）、指定校推薦入試で早稲田大学文化構想学部に合格。

趣味は読書と料理。

今、友達に薦めたい本は『本日は大安なり』（辻村深月・角川文庫）

得意料理はシフォンケーキ。

自分はマレーシアに行けばモテると信じている。

↓自己紹介記事

http://www.wasedajuku.com/article/wasedane_yokohama/post-6916/