こんにちは。横浜校担任助手（青山学院大学文学部史学科1年・捜真女学校高等学部卒・早稲田塾42期生）の寺本茉莉花です！今回は、担任助手ストーリーズ～寺本茉莉花編～ということで、私が研究テーマを発見するまでに至った過程をお伝えします。

私が大学で学びたいと思った研究テーマは「宗教改革からみるマルティン・ルターの人物像」です。宗教改革は、16世紀のキリスト教世界における教会改革で、その中心に立ったのがマルティン・ルターです。歴史学を通して、キリスト教に触れながらマルティン・ルターについて紐解きたいと思い、この研究テーマに至りました。

私はキリスト教教育を行っている中高一貫の学校に通っていたので、中学生の頃からキリスト教とともにある生活を過ごしてきました。毎日チャペルやクラスで行われる礼拝や、定期的な聖書の授業などを通して、キリスト教への理解を深めていきました。また、部活では讃美歌合唱やハンドベル演奏をする聖歌隊に入部していました。キリスト教に触れる時間が多かったことや、考え方が好きという理由からキリスト教にはとても関心を持っていました。

ある聖書の授業の際、宗教改革とマルティン・ルターについて学ぶ機会がありました。マルティン・ルターが聖書の言葉のみ従うという意味をこめ、聖書を指差しながら唱えた「我、ここに立つ」という強い言葉に感銘を受け、彼の人物像についてもっと学びたいと思うに至りました。

このような経緯を経て、大学で研究したいテーマが定まりました。早稲田塾で行われているAO・推薦入試特別指導（提出書類講座）にて、他者と書類を見あってアドバイスしあうメンタリングや、何度も行った書類の書き直しを通し、大学に提出する書類を伝わりやすくオリジナリティあるものに完成させ、合格までたどり着くことができました。

私が伝えたいことは、研究テーマは「日常の些細な疑問や関心」から生まれるということです。当たり前のように過ごしている日常には、実は学びの種が溢れています。みなさんには、素朴な疑問や感情を大切に過ごしてほしいです！

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