四谷校レポート

英検1級に合格するには

こんにちは!

早稲田塾四谷校担任助手の渡辺暁太(慶應義塾大学法学部法律学科1年)です。

今回は、英検1級合格に必要なことについてお知らせします。


英検1級は筆記試験と面接試験の二つに分けて行われます。

筆記試験で重要なのは単語量と速読の力です。単語は難しいものが多く、また似ている形の単語もでてくるため、覚えるのが大変です。単なる暗記に終始せず、音読したりイメージにおこしてみたりと、さまざまな工夫が必要になると思われます。また、単語暗記は地道な作業になりますが、毎日繰り返し取り組むことによって着実に使える単語量が増えていきます。あきらめずに毎日やりましょう。

また、1級では長文問題が3つ出題されます。特に3つ目の長文問題は準1級までのそれとは配置や問題数が異なるため、戸惑う方も多いでしょう。また、長文全体の内容も学術的なものや社会問題など高度な内容が増えてきます。こうした問題に対応するためにはたくさんの文章に触れて、音読を繰り返すことが必要になります。音読をする理由は、声に出して読むことで英文を英語のまま脳内で処理することが可能になり、読むスピードが上がるからです。また、二次の面接試験対策にもなるでしょう。


面接試験で重要なのは、高度なテーマをすぐに整理して2分間スピーチにすること、そして批判的な質問に対応する力、になります。1級面接試験では、与えられた5つのお題の中から1つを選び、2分間スピーチをしなければなりません。スピーチの内容を考える時間は1分間です。時間が限られているため、日本語で考えるのではなく、英語で考えてしまうほうがよいでしょう。日頃の音読がここでも重要になります。

また、2分間スピーチを終えたら、面接官との質疑応答に移ります。ここではかなり批判的な質問を受けることが多いです。自分のスピーチでの主張に対して、「一方では~といった意見もあるがどうか」といった質問がされます。テーマに対して幅広い知識や多角的な考察が必要になります。これも1分間の準備時間の中で考えられるとよいでしょう。


英検1級は筆記試験、面接試験ともに準1級までのものとはかなりレベルが違います。日常の多くを1級対策に費やすことが必要です。

ただし、これらを1人で行うことは至難の業です。


早稲田塾の「英検対策講座」「TOEFL対策講座(上級)」などの授業を活用しましょう。また、「英語4技能試験対策講座(中級)」もあり、英語4技能の力を養うことができます。それぞれの授業で英語力を伸ばしていきましょう。


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