全校からのお知らせレポート

「竹中平蔵 世界塾 世界を知るサマースクール in 香港」二日目

みなさん、こんにちは。早稲田塾で世界塾を担当している有田忠史(早稲田塾新宿校舎長)です。今日は、「竹中平蔵 世界塾 世界を知るサマースクール in 香港」の二日目です。アートに触れ、香港の学生と議論を交わし、さらに竹中先生の講義を受け、そのままスペシャルディーナーにまで直行という、特別な一日になりました。

朝食を終え、早朝から出発する塾生たち。ローカルバスに乗って、今日はアジア最大のビジュアルアーツの美術館、M+に向かいます。

香港の街全体が、今回の研修の舞台です。見るもの全てが学びの対象です。

M+に到着しました。現代アートが集まるM+で約2時間、塾生たちは思い思いに時間を過ごします。リーダーになるにはアートが欠かせない、という世界塾のモットーの元、作品をじっくりと堪能します。

2時間でも足りないくらいの数の作品が展示されています。

空間全体を使った、インスタレーションアートや、ビデオアートなども展示されています。日本人のアーティストの作品も複数鑑賞することができました。

美術館で贅沢な時間を過ごした後は、地下鉄に乗って香港島の研修会場に向かいます。最終日の英語でのプレゼンテーション、「変わりゆく世界の中で、日本はリーダーとしてどのように自らを再定義できるか?」の発表に向けて、香港の高校生とのディスカッションに臨みます。

もちろん言語は英語です。日本を客観的に見た時に、日本にはどのような強みがあるのか、あるいは弱みがあるのか?同年代の高校生との対話を通して、自分たちのことをメタ認知していきます。

時に楽しく、しかし香港の高校生たちの語学力や、社会に対する感度の高さと思考の深さに時に圧倒されながら、議論を続けていきます。

自分の頭で考え、表現することの重要性をあらためて感じることができました。全ての時間においてチャレンジし、成長することを求められるのが、香港サマースクールの醍醐味です。

休憩を挟んだ後は、いよいよ竹中平蔵教授の特別講義です。世界のいま、香港の歴史について学んでいきます。

授業はアクティブラーニング形式で進みます。塾生たちも、積極的に手を挙げ、自分の疑問や考えをどんどんぶつけていきます。竹中先生との議論の中で、思考が深まるのを感じることができました。

講義が終わったら、そのまま竹中先生とディナー会場に向かいます。今日は竹中先生との夕食です。食事に舌鼓を打ちながら、教室の中だけでは語りきれなかったことについて話をしていきます。

ホテルに戻ってからも、塾生たちの学びは終わりません。自主的にロビーに集まり、勉強を続けます。結局最後は23時過ぎまで、毎日の課題であるレポートを書き、最終プレゼンテーションに向けた議論を行いました。

明日はカイタックスポーツセンターの視察、香港の大学生とのディスカッション、グローバルパーソン講和、さらに竹中先生のレクチャーと続きます。明日も朝が早いので、塾生の皆さんはしっかりと休みましょう。

カテゴリ: