全校からのお知らせレポート
未来発見プログラム「地方創生を考える〜地域行政学入門〜」 3日目
公開日:2026年03月24日
こんにちは。未来発見プログラム「地方創生を考える〜地域行政学入門〜」TAの池袋校担任助手の小関康生(慶應義塾大学環境情報学部2年-東京学芸大学附属国際中等教育学校卒)です。本日3月23日は第3回目の授業でした。その様子をお伝えします。

本日は大阪大学大学院経済学研究科の上須道徳先生をお招きし、「データとフィールドから考える地方創生 よそ者の役割」という題目でご講義をいただきました。先生からはデータなどの客観的な数字を大切にしてほしいというメッセージが届けられました。「私が話すことが正解ではなく、一つの客観的な視点にしてほしい」という言葉からご講義が始まりました。
基礎知識のインプットの後は「不都合な真実とデータが示すもの」というテーマで、ふるさと納税のインパクト評価に関するご説明がありました。税収は増えたが、果たして移住者は増えたのかという先生の問題提起から始まり、25年間全地域の分析の末、積極的な導入がない場合と比べて導入した場合に社会移動が1000人あたり約1.4人低下したというデータが明らかになったという結論が示されました。個人的には非常に興味深いデータだと感じた一方で、そもそもふるさと納税がなんのために始まったのか、調べてみたいと感じました。
その後先生が現在取り組まれている地域での活動のご紹介がありました。それぞれの地域の中でよそ者の動き方、よそ者の意義について、先生からご説明があり、私が塾生として参加した4年前のプログラムでも奈良県十津川村のお話をされていたなと懐かしい気持ちでした。
授業の最後にはディスカッションとして、よそ者としての関わり方が先生から投げかけられました。その地域で消費活動を行うなどの経済的な視点、よそ者として新たな価値観の提供などの意見が出ました。難しい内容でしたが、各班それぞれ意見をぶつけ合い議論ができていたと思います。難しい質問をみんなで噛み砕きながら、意見を出していくことは非常に需要ですね。
今回の授業で学んだデータを判断材料の一つにするということは、プログラムの中だけではなく、自身の探究にも応用できるはずです。ぜひ生かしていきましょう。