全校からのお知らせレポート
未来発見プログラム「地方創生を考える〜地域行政学入門〜」 フィールドスタディ2日目(後半)
公開日:2026年03月28日
こんにちは。未来発見プログラム「地方創生を考える〜地域行政学入門〜」TAの池袋校担任助手の小関康生(慶應義塾大学環境情報学部2年-東京学芸大学附属国際中等教育学校卒)です。八丈島フィールドスタディー2日目後半の様子をお伝えします。
午後は、八丈町町長の山下奉也とのセッションが行われました。
まずは昼食をご一緒させていただきました。リーダーの3名が同じテーブルに座り、少し緊張しながらも勇気を出して投げかけた質問に対し、町長は一つひとつ真摯に、そして温かく応えてくださいました。そのやりとりからは、言葉以上に多くの学びがあったように感じます。
その後の質疑応答では、フィールドスタディーで感じたことや疑問をもとに、それぞれの班が自分たちの言葉で問いを投げかけていました。はじめはどこか遠慮がちな空気もありましたが、「高校生らしい率直な問いこそが、本音を引き出す」という堀岡先生からのアドバイスを受け、場の空気が大きく変わります。

「カラオケの十八番は何ですか?」――そんな一言をきっかけに、場は一気に和やかに。すると、山下町長がその流れで、八丈島に古くから伝わる民謡「しょめ節」を披露してくださるという、思いがけない展開に!
「しょめ節」は、島の暮らしや人々の想いが込められた伝統的な唄で、お祝いの場などでも歌い継がれてきたものです。町長が心を込めて歌い上げるその歌声は、会場全体をやさしく包み込み、自然と手拍子と笑顔が広がりました。そのひとときは、八丈島の文化に直接触れた、かけがえのない時間となりました。

続いて行われたのは、各グループによる今後の展望の発表。一班ずつに向けられた町長からの言葉は、どれも真剣で、まっすぐで、生徒たちの心に深く響いている様子でした。自分たちの考えに真正面から向き合い、言葉を返していただける――その経験の重みは、これからの歩みに確実につながっていくことでしょう。
最後は、フリージアまつりでの花摘み体験。色とりどりの花々に囲まれながら、それぞれがこの数日間を静かに振り返る時間となりました。

飛行機の欠航という予想外の出来事から始まった今回のフィールドスタディー。しかしその分、仲間と支え合い、工夫しながら乗り越えた時間は、何にも代えがたい経験となりました。
感じたこと、心が動いた瞬間、自分の中に芽生えた問い――ここでの体験を、決して一過性のものにせず、自分のテーマに落とし込み、探究を活性化する一助にしてほしいです。
この後の最終プレゼンテーションも頑張りましょう!