津田沼校レポート

「なんとなくGMARCH」で止まらない大学選び

こんにちは!津田沼校担任助手の有村想来(立教大学文学部史学科超域文化学専攻3年・県立国府台高等学校卒)です!


高1・高2のみなさんの中には、大学について考え始めたときに、まず「GMARCHに行きたい」「有名大学に入りたい」と考える人も多いのではないでしょうか。

もちろん、目標とする大学群やレベルを決めることは悪いことではありません。

むしろ、早い段階で目標を持つことは、勉強のモチベーションにもつながります。

しかし、大学選びを「なんとなくGMARCHに行きたい」「有名な大学ならどこでもいいかも」で止めてしまうのは、少しもったいないです。

なぜなら、大学受験で大切なのは、大学名だけではなく、その大学で何を学びたいのか、どの学部でどのように成長したいのかを考えることだからです。


同じ

「文学部」「経済学部」「法学部」「社会学部」という名前でも、大学によって学べる内容やカリキュラム、ゼミ、研究テーマ、学生の雰囲気は異なります

たとえば文学部と聞くと、「本を読む学部」というイメージを持つ人もいるかもしれません。

しかし実際には、文学だけでなく、歴史、哲学、言語学、文化、心理、教育、メディアなど、幅広い分野を学べる大学もあります。

経済学部や経営学部でも、理論を重視する大学、実社会とのつながりを重視する大学、データ分析やグローバルな視点を重視する大学など、それぞれ特色があります。


つまり、同じ学部名でも、大学によって学びの中身は大きく変わります。

だからこそ、「有名だから」「偏差値が高いから」「周りが目指しているから」だけで志望校を決めるのではなく、自分は大学で何を学びたいのかを考えることが大切です。

大学選びでまず意識したいのは、大学名だけでなく、学部・学科の中身を見ることです。


その大学では、どのような授業があるのか。

どのようなゼミや研究テーマがあるのか。

どんな先生がいて、どのような分野を専門にしているのか。

留学やフィールドワーク、実習、資格取得などの制度はあるのか。


こうした情報を調べていくと、「なんとなく行きたい大学」から、「ここでこれを学びたい大学」へと志望理由が具体的になっていきます。


また、オープンキャンパスに参加した人は、その経験を大学選びに活かすことも大切です。

キャンパスの雰囲気が良かった、学生が楽しそうだった、模擬授業が面白かった。

こうした感想は、大学選びの大切な入口になります。

ただし、「雰囲気が良かった」で終わらせるのではなく、そこから一歩進めて考えてみましょう。


どの授業が印象に残ったのか。

どの先生の話に興味を持ったのか。

なぜその学びを面白いと感じたのか。

自分の興味や将来やりたいことと、どのようにつながりそうなのか。


このように整理することで、オープンキャンパスで感じたことが、志望校選びの軸になります。

一般受験を考えている人にとっても、大学で学びたいことを考えることは大切です。

「何のために勉強しているのか」がはっきりしている人は、受験勉強のモチベーションを保ちやすくなります。

ただ偏差値だけを追いかけるよりも、「この大学でこの分野を学びたい」という目標がある方が、勉強にも意味を見出しやすくなります。


また、志望校の学部や入試方式を調べることで、必要な科目や配点も見えてきます。

英語を重視する大学なのか、国語や社会の配点が高いのか、数学が必要なのか。

それによって、普段の勉強計画も変わってきます。


つまり、大学選びを具体化することは、受験勉強の計画を立てるうえでも役立つのです。

さらに、大学で学びたいことを早めに考えておくことは、総合型選抜や学校推薦型選抜の可能性を広げることにもつながります。

総合型選抜や学校推薦型選抜では、「なぜその大学なのか」「なぜその学部なのか」「入学後に何を学びたいのか」を自分の言葉で伝える力が求められます。

そのため、高1・高2のうちから大学で学びたいことを考えておくことは、一般受験だけでなく、受験方式の選択肢を広げる準備にもなります。


もちろん、今の時点で将来の夢や学びたいことがはっきり決まっていなくても大丈夫です。

大切なのは、少しずつ考え始めることです。


好きな教科は何か。

興味のあるニュースや社会問題はあるか。

オープンキャンパスで面白いと感じた授業は何か。

学校の探究活動で気になっているテーマはあるか。

将来、どのような形で社会と関わりたいか。


こうした問いから、自分の興味を少しずつ整理していきましょう。

大学選びは、偏差値表だけを見て決めるものではありません。

大学名だけでなく、その大学で何を学び、どのように成長したいのかを考えることが大切です。

「なんとなくGMARCH」から、「この大学のこの学部で、これを学びたい」へ。

その意識に変えることで、志望校選びはより具体的になります。

そして、一般受験に向けた勉強にも、総合型・学校推薦型選抜に向けた準備にもつながっていきます。

高1・高2の今から、大学名だけで止まらない大学選びを始めていきましょう。


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