大崎品川校レポート

現役慶大生が語る!5月の所信表明 ~読書の春夏秋冬編~

こんにちは! 大崎品川校担任助手の野田虎太朗(慶應義塾大学法学部政治学科新1年)です。

今年からみなさんのサポートをしていきますのでよろしくお願いします。




今年頑張りたいことは、読書の質と量を高めることです!

「読書は学問の術なり、学問は事をなすの術なり」

これは『学問のすすめ』で福沢諭吉先生が読書の重要性を説いた言葉です。

何かを成し遂げようと思えば、前提には読書が必須条件である、と。

では、なぜ読書は重要なのでしょうか。小さい頃から本を読めとは言われてきたものの、なんとなく大事そうだという理解に留まっている、または、読書自体を敬遠している人が少なくないと思います。

そこで、読書の重要性について少し考えてみました。

読書とは、著者が紡いだ世界観や知見を獲得できる画期的なメディアです。著者が人生をかけて身につけてきた知見を自分のものにでき、さらに、著者自身の人生を追体験できるなど、考えてみれば魅力は山ほどあります。ただ、読書によって得られる副産物にも大きな魅力があり、そこに重要性のヒントがあるのではないかと考えます。

副産物となりうる一つ目の果実は「想像力」です。スマホで動画を視聴していても想像力が養われにくいのは自明でしょう。なぜなら、曖昧な部分が存在せず、ほぼすべてが鮮明であるからです。対して、読書は言葉のみを頼りに情報を整理し情景を思い浮かべなければならないため、想像力が搔き立てられます。

二つ目は「集中力」です。様々な広告が目に入るネットとは異なり、本は活字で埋め尽くされています。そのため、否が応でもいつかは集中できます。そして、数を重ねれば集中力が高まること間違いないです。(一般受験の勉強では、内職の効率性が格段に上がるという恩恵にあずかりました。)

最後に、三つ目の「広い視野」です。読書によって、幅広く膨大な知識を獲得できるのはもちろん、能動的に思考を巡らせて自分の意見を作ることもできます。その際、著者の言葉を鵜吞みにせず多面的に考えることが求められます。そのため、物事を様々な角度から捉えて考察を深める力が鍛えられるのです。

読書自体を楽しみながらこれらを鍛えられるなんて最高ですよね!

ところで、勘の鋭い方はお気付きかもしれません。

そうなんです、

上記の三つを鍛えられるのがまさにSDGs探求学習プログラムなんです!

5分という短い時間の中、多面的に思考実験を繰り返して最適解を見つけ出す。このトレーニングを皆さんが毎週行っているのはなぜか。

それは、特にAO入試においてこれらの力が求められているからではないでしょうか。

そうであれば話は単純です。


皆さんも私と一緒に本を読みましょう!!!!!


何もしない時間があったら、試しに本を読んでみてください。新たな世界が見えてくるかもしれません。そして、新たな発見があってもなくても何か思ったことがあれば、ぜひ受付で私達に共有してください!それが私たちを前に進めます!




早稲田塾について、総合型・学校推薦型選抜についての説明会を実施しています!

少しでも気になった方はこちら