大崎品川校レポート

【再掲】大崎品川校の本棚紹介 第2回 ~生きる意味とは~

みなさんこんにちは! 大崎品川校担任助手の野田虎太朗(慶應義塾大学法学部政治学科2年)です!

第2弾の今回は、「生きる意味」について考えさせられる本を紹介します!今回も昨年の記事を再掲していきます!


第2回 『夜と霧』  ヴィクトール・E・フランクル(心理学者) 

 

ホロコーストから生還した著者が、絶望的な状況におかれた人間の分析を通して「生きる意味とは」という問いに答えを突き付けた世界的名著です。 

収容された当初、収容所生活、自由の身になった後の三段階について克明に描写されています。特に、人間の心情に焦点を当てているため、収容所生活の悲惨さは筆舌に尽くしがたいです。

 それでもフランクルは、耐えがたい苦痛に倒れることなく生還することができました。そのことについてフランクルは「人は、この世になにも残されていなくても、心の奥底で愛する人の面影に目を凝らせば、ほんのいっときにせよ至福の境地になれるということを、私は理解したのだ。」と述べています。


また、フランクルは、自分は何としてでも生きなければならない、と思える目的意識が大事だったとも述べています。

これを皆さんにあてはめて考えると、自分は何としてでも○○大学に行かねばならない、何としてでもこの研究をせねばならない、という「必然性」が大事だと言えるのではないでしょうか。

私自身、一般入試編に突入しても、脇目を振らずに頑張れたのは「必然性」のおかげだったと強く実感しています。


そして、 フランクルは「生きる意味とは」という問いに対する答えを私たちに提示しました・・・


ここから先は実際に本棚に立ち寄って読んでみてください!!!

この本は、特に文学部を志している人におすすめですが、あまり考えたことのない「答えのない問題」に向き合うのも良い経験になると思います!


次回紹介する本は『差別の哲学入門』です!!



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