横浜校レポート

🌟連載企画🌟「楫彩那のおすすめ!芸術・文化講座!」 ~博物館での教育普及~

こんにちは!横浜校担任助手の楫彩那(明治学院大学文学部芸術学科3年・江戸川女子高校出身・早稲田塾41期生)です!

今回も始まりました!「楫彩那のおすすめ!芸術・文化講座!」


今回は、学芸員のお仕事の1つに「収蔵物を用いた教育普及」がテーマです。

これは、博物館という場所が「生涯教育」の場として成立しているため、それを広め、知識を増やしてもらうための取り組みとして行われます。

そもそも、生涯教育とは自主的にいくつでも、いつからでも、自分が学びたいときに学び始める主体的な学びを指し、学校教育とは異なる性質を持ちます。


生涯教育で期待されることとして、「自分で意欲的に動く力」や「考えて学ぶ力」などあげられます。

これは、近年の社会の多様化・複雑化に伴い、より重要視されるようになった背景があり、アクティブ・ラーニングの導入やSDGsなどの「答えのない問い」への問いかけという形で社会的なムーブメントになっています。

これを博物館ではより「広場」として盛り上げようとしています。


博物館における教育普及の取り組みについて、具体的には、以下のようなものがあげられます。

①教育普及を意識したキャプションなどの制作

②図書館やプレイルームなどの施設面を充実させる形の教育普及の意識。

③教育普及を意識したジオラマや体験コーナーなどの展示手法の検討。 

④ワークショップや化学実験やギャラリートークなどのイベント取り組みの実施。 


記事を読んでくださっている皆さんも参加した記憶がある方もいるのではないでしょうか?

(ちなみに、私は幼い頃、プラネタリウム主催で夏の大三角形を大きな天体望遠鏡で観察するイベントに家族で参加したことを思い出します。)


ぜひ、ご自身が好きな画家や面白そう!と思う展覧会があれば、教育普及プログラムに参加して、一歩先の学びを手に入れませんか?

○○美術館 教育普及で検索すると出てくるので、ぜひこの機会に!


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