青葉台校レポート
青葉台校ワセダネ強化月間『知りたい!大学入試』シリーズ ~知りたい!総合型・学校推薦型選抜~
公開日:2023年05月15日
みなさんこんにちは。 青葉台校、5月はワセダネ強化月間!ということで、みなさんの「こんなこと知りたい!」というトピックをシリーズでお伝えしていきますよ。
初回はこの私、ケア・スタッフ川口 真がお送りします。
最初のテーマは、『知りたい、総合型・学校推薦型選抜!』
早稲田塾にいるみなさんはいろんなところで耳にしてるけど、世の中ではまだまだ「よくわかんない」という声も多いこのテーマから。
今さら聞けないと思わずに、ぜひお付き合いください。
“AO入試”という言葉は何となく聞いたことある、という人も多いでしょう。
2021年度の大学入試改革に伴い、入試の名称や選抜方法・実施時期などが変更されました。
まずはそのあたりを整理しましょう。
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□総合型選抜(AO入試) 実施時期:9月以降・発表時期:11月以降
⇒志望理由書・論文・面接などにより、総合的に評価
□学校推薦型選抜(旧推薦入試) 実施時期:11月以降・発表時期:12月以降
⇒調査書・志望理由書・論文・面接などにより、総合的に評価
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これまでの「偏差値」や「テストの点数」だけで判断されていた入試では測れない、その人のこれまで経験や努力、そこから何を学んでどう成長してきたのかを、いろんな方向から評価していこうということなんですね。
昔々の“一芸入試”のようなイメージとは全く違います。
得意なことはもちろん、好きなことや頑張ってきたことなど、これまでの人生で、一人一人が持っているオンリーワンの「マイストーリー」が武器になる、そんな入試です。
時期の違いだけで、なんだかどっちも同じじゃない?「指定校推薦」と何が違うの?
おちついて、次は、そのあたりを整理していきましょう。
※専願・併願の条件などは、大学や高校のルールによって異なりますので、あくまで一般論としてご覧ください。
□総合型選抜=“自己推薦”
大学がアドミッションポリシー(求める人物像をまとめたもの)と合致した人財と出会うために、提出書類や面接・小論文など様々な試験を組み合わせ、一人ひとりを丁寧に評価する方式。
ふむふむ、自分で自分をアピールして、大学が求める人財とマッチすれば合格ということですね。
親御さんの世代なら、就職活動と同じと思えばわかりやすいかもしれません。
高校から推薦されているわけではないので、他の大学や併願可能な場合も多いのが特徴。なので戦略次第で可能性が拡がります。
□学校推薦型選抜=学校からの推薦
それに対して、高校からの推薦が必要なのがこちら。
こちらは、さらに2種類に分けられます。
1、指定校制大学が高校に入学指定席を割り振り、希望者の中から最もふさわしい人を高校が選ぶ形式。
昔は「推薦入試」はこの指定校制推薦を指すのが一般的でした。当然ながら、指定校枠の来てない大学はそもそも出願できません。
さらに、誰が選ばれるかは最後までわからない。ですので、これだけを頼りにするのはちょっと危険かも…。
大学に選ばれたら進学する(専願)のが前提です。
2、公募制
大学が設定した出願資格(「評定平均」や語学資格など)をクリアして高校からの推薦を得ることで、誰でも受けられる形式。
国公立大学が盛んに行っている他、私立大学も上智大学など広く取り入れています。こちらも専願な場合がほとんどです。
なるほど、指定校推薦って、学校推薦型選抜のひとつだったんですね。
総合型も学校推薦型も、国公立大学では共通テストの結果を選考に採用する場合も多くて、大学によってホントに千差万別な入試なので、
ちゃんと大学のHPで最新の入試要項をチェックしてくださいね。
もっと詳しく知りたい!と思っていただけた方、
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さてさて、長くなってしまいましたが最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
いよいよ次回からは、いろんな大学のいろんな総合型・学校推薦型選抜についてお伝えしていきますよ。
次回予告:『#私の大学の総合型選抜シリーズ第1弾・日本大学 芸術学部編』
芸術系の最高峰、日藝(ニチゲイ)が登場、お楽しみに!