青葉台校レポート

青葉台校ワセダネ強化月間『知りたい!大学入試』シリーズ ~知りたい!総合型・学校推薦型選抜~


みなさんこんにちは。 青葉台校、5月はワセダネ強化月間!ということで、みなさんの「こんなこと知りたい!」というトピックをシリーズでお伝えしていきますよ。

初回はこの私、ケア・スタッフ川口 真がお送りします。

最初のテーマは、『知りたい、総合型・学校推薦型選抜!』

早稲田塾にいるみなさんはいろんなところで耳にしてるけど、世の中ではまだまだ「よくわかんない」という声も多いこのテーマから。

今さら聞けないと思わずに、ぜひお付き合いください。



➀そもそも、「総合型・学校推薦型選抜」って何よ⁉

“AO入試”という言葉は何となく聞いたことある、という人も多いでしょう。

2021年度の大学入試改革に伴い、入試の名称や選抜方法・実施時期などが変更されました。

まずはそのあたりを整理しましょう。

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総合型選抜(AO入試) 実施時期:9月以降・発表時期:11月以降 

 ⇒志望理由書・論文・面接などにより、総合的に評価


学校推薦型選抜(旧推薦入試) 実施時期:11月以降・発表時期:12月以降 

 ⇒調査書・志望理由書・論文・面接などにより、総合的に評価

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これまでの「偏差値」や「テストの点数」だけで判断されていた入試では測れない、その人のこれまで経験や努力、そこから何を学んでどう成長してきたのかを、いろんな方向から評価していこうということなんですね。

昔々の“一芸入試”のようなイメージとは全く違います。

得意なことはもちろん、好きなことや頑張ってきたことなど、これまでの人生で、一人一人が持っているオンリーワンの「マイストーリー」が武器になる、そんな入試です。



②総合型と学校推薦型、何が違うんだい⁉

時期の違いだけで、なんだかどっちも同じじゃない?「指定校推薦」と何が違うの?

おちついて、次は、そのあたりを整理していきましょう。

※専願・併願の条件などは、大学や高校のルールによって異なりますので、あくまで一般論としてご覧ください。

総合型選抜=“自己推薦” 

大学がアドミッションポリシー(求める人物像をまとめたもの)と合致した人財と出会うために、提出書類や面接・小論文など様々な試験を組み合わせ、一人ひとりを丁寧に評価する方式。

ふむふむ、自分で自分をアピールして、大学が求める人財とマッチすれば合格ということですね。

親御さんの世代なら、就職活動と同じと思えばわかりやすいかもしれません。

高校から推薦されているわけではないので、他の大学や併願可能な場合も多いのが特徴。なので戦略次第で可能性が拡がります。


学校推薦型選抜=学校からの推薦

それに対して、高校からの推薦が必要なのがこちら。

こちらは、さらに2種類に分けられます。

1、指定校制 

 大学が高校に入学指定席を割り振り、希望者の中から最もふさわしい人を高校が選ぶ形式。 

昔は「推薦入試」はこの指定校制推薦を指すのが一般的でした。当然ながら、指定校枠の来てない大学はそもそも出願できません

さらに、誰が選ばれるかは最後までわからない。ですので、これだけを頼りにするのはちょっと危険かも…。 

大学に選ばれたら進学する(専願)のが前提です。

2、公募制

大学が設定した出願資格(「評定平均」や語学資格など)をクリアして高校からの推薦を得ることで、誰でも受けられる形式。

国公立大学が盛んに行っている他、私立大学も上智大学など広く取り入れています。こちらも専願な場合がほとんどです。


なるほど、指定校推薦って、学校推薦型選抜のひとつだったんですね。

総合型も学校推薦型も、国公立大学では共通テストの結果を選考に採用する場合も多くて、大学によってホントに千差万別な入試なので、

ちゃんと大学のHPで最新の入試要項をチェックしてくださいね。




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さてさて、長くなってしまいましたが最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

いよいよ次回からは、いろんな大学のいろんな総合型・学校推薦型選抜についてお伝えしていきますよ。

次回予告:『#私の大学の総合型選抜シリーズ第1弾・日本大学 芸術学部編』

芸術系の最高峰、日藝(ニチゲイ)が登場、お楽しみに!


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