池袋校レポート
【メディア志望必見!】上智大学新聞学科生が語る!ドキュメンタリー制作の裏側
公開日:2023年08月13日
みなさんこんにちは!担任助手の椋木りあん(東京学芸大学付属国際中等教育学校卒、上智大学文学部新聞学科2年)です。
上智大学の新聞学科では2年生からゼミが始まります。そもそも「ゼミ」とは、ゼミナールの略で、学生が主体的に研究を行う場のことを指し、ほとんどの場合が大学3.4年生から始まることが多いのですが、新聞学科では2年生から始まっていきます。
新聞学科はメディアといっても様々な媒体を扱うゼミが存在するのですが、その中でも私は実際に映像制作を行い実践的にメディアを学ぶゼミに属しています。
(詳しく新聞学科のゼミを知りたい人は、こちらのURLから新聞学科のサイトを覗いてみてください!)
2年生の春学期には、初めてドキュメンタリー制作を行いました✨
最初の壁は、何をとりあげるのか。
ドキュメンタリーを通し、自分が社会に何を訴えたいのか、興味のあることは様々でしたが、まずは身近なところからドキュメンタリーにできそうな題材を探し、撮影を決めました。
しかし題材が決まると今度は何を中心に撮影をするのか、映像の構成を何度も練り直しました。
グループでの撮影だったのでそれぞれの意見が食い違い何がベストなのか、撮影が進んでいない中漠然とした不安に苛まれていました。
それでも、題材となる場所に毎日のように通い続け、自分なりに題材の理解を深めていきました。
インタビューやインサート撮影などを通し、ナレーションを録音してからも何度も構成を練り直しました。
なぜなら、インタビューをするなかでインタビュアーを通して伝えたいことが変わったり、実際に話を聞いてみると想像とは異なることが多かったからです。
20分程度の短編ドキュメンタリーを編集する中でどこまでインタビューの内容を含むのか、撮影した素材を繰り返し見ながら映像をカットし続けていました。
締め切り1週間前になると、毎日朝から夜遅くまで編集を行っていました。
(※実際に編集している最中の写真です)
新聞学科にはテレビセンターという本物の機材で撮影を行えるスタジオがあるのですが、そこには編集をするパソコンもおいてあり、本当に毎日テレビセンターに籠って編集を続けました。
遂に編集を終わらせ映像が出来上がったとき、達成感というよりも、ドキュメンタリー制作の恐ろしさを体感しました。
完璧とは言えずすべてに満足してはいませんが、映像を一本作り終えた、という経験ができたことにはうれしく思っています。
ドキュメンタリー制作を通し、0から何もかも自分たちの力でやったことで、1本の映像を作る難しさを知りました。
正直、もうやりたくないと思ったこともありましたが、自分にしかできない経験、難しいからこそ比較のできない面白さに憑りつかれてしまいました👀
余談ですが、2年生の秋学期からは個人での映像制作が始まり、一人で全て行うことを想像するととても恐ろしいのですが、楽しめるように頑張ります!
そして、、今ドキュメンタリーに熱中している私ですが、このようにやりたいことができているのは、早稲田塾で本当に学びたいことを見つけられたから。
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