町田校レポート

総合型選抜と指定校推薦の両立について~三木梨瑚編

こんにちは!早稲田塾町田校担任助手の三木梨瑚(青山学院大学理工学部数理サイエンス学科1年、桐光学園高等学校出身)です。

 私が塾生の頃(高2夏〜)は、コロナがまだ終息しきっていないマスク生活の日々でした。今もまだ、完全に終息しきっていませんが、以前よりは過ごしやすい日々に戻った気がしてます。

 私は、指定校推薦と総合型推薦を共に受けました。そこで今回、私と同じように両方受けたい、両方視野に入れている方々に少しでも参考になることを願って、私が塾生の頃どのような時間で動いて、どのような授業をとって、合格することができたかお話しさせていただきます。

 指定校、総合型を受けるに当たってやるべきことは、以下の通りです。

※指定校→指  総合型→総 両方→両

で表記

1.評定 指 2.学校内活動(実行委員など) 両 3.学校外活動 総 4.オープンキャンパスや大学詳細調べ 両

自分の気になる点だけ摘んで見ていただいても構いません。足りないところを参考にして下さい。

 まず、1の評定についてです。これは、言われずとも分かるという方多いと思います。希望の大学を学校内で確実に通すには、基準の評定より高い評価が必要です。中には、そこまで高くなくても通った、という先輩もいるかもしれませんが、後ろが一般しかない方にとってはかなりリスキーな行動です。もし、この人が自分の希望するところと被ったら、、、なんて不安を減らすためにもどれだけ高い評定を持っているかが重要になってきます。そのために、普段から勉強をし、テスト前でも焦らず反復できるレベルになるのが理想です。とは言っても、総合型との両立で忙しすぎて、そんなしっかりと時間とれない方も多くいると思います。自分で言うのも烏滸がましい(おこがましい)ですが、私も高校生時代かなり忙しく、学校終わって部活に行くか塾に直行して1日が終わる毎日を過ごしていました。では、私がいつ勉強時間を取っていたのかお話しします。心がけていたのは、塾の授業が終わったらその日か次の日までに宿題を終わらせるようにすると言うことです。特に論文系の授業は、時間が経つに連れ記憶が薄れてしまうことから、文章を読み直す作業を挟まなくてはならなくなります。ここを割愛しスムーズにスタートできる点、他のことに手をつける時間を作れる点から行っていました。高校3年生の頃は、特に授業が早めに終わる時があります。1コースの方はあまりないかもしれませんが、2コースの方はこの時間がかなり多いです。学校の授業が終わって、塾の授業までの時間あるいは部活が始まる前までの時間、そのまま残り宿題や定期テストの勉強をするなど強制的に時間を作ることで多くのことをこなすことができました。学校が閉まった後に塾へ行き勉強の続きをする。つまり、家に帰らないようにすることで、勉強に集中できました。眠くなった時は、15分だけ寝るなどしてリフレッシュした後に始めていました。そのままダラダラせず、メリハリをつけることのできる方はお勧めします。勉強は隙間時間をどれだけ有効に使えるかが大切です。移動時間、休み時間、利用しようと思えば色々出てきます。是非、今一度自分のスケジュールを見直して無駄な時間がないか確認してみて下さい。

 次に2の学校内活動についてです。これは、体育大会実行委員、記緑祭実行委員、大学訪問授業、生徒会などが該当する。自分で立候補してなるものは特に有効的に使うべきである。これは、指定校推薦で成績同率の生徒と比べた時のアドバンテージに繋がる他、総合型推薦の志望理由書の材料ともなれます。私は、体育大会実行委員、大学訪問授業スタッフ、図書委員会の班長、など行っていました。大学訪問授業は、司会の進行をするなどできることを全てやりました。時には、体育大会の打ち合わせと大学訪問授業の確認で校長先生と面談する機会、図書委員のシフト表作成確認が被ってしまい、大変なこともありました。しかし、力になったのは事実です。志望理由書で長所を書く際にも活用しました。まだ、何もやってないなという方、活動することを強くお勧めします!!!

 3つ目は、学校外からについてです。これは、主にボランティア活動などが該当します。私は、農業に興味があったのでふるさとファーマーズというNPO団体で活動してました。薬や人工物を使わずに自然で作物を育てていくというものです。実際に畑で種植え作業や収穫などを行いました。志望動機や行ってきた活動に書くことができるので、様々な経験をするといいと思います。



 4つ目は、オープンキャンパスや大学詳細調べについてです。これらは、自分の興味のある分野を明確化するのにとても重要です。大まかにやりたいことがあっても、小さな分野にするとやりたくないことも出てきます。これらも線分けするので、どちらにおいても大切です。高校1.2年生は、パンフレットを取り寄せて興味のある所を絞り、オープンキャンパスへ行ってみるという流れがお勧めです。

 今後、大きな問題から小さな問題まで幅広く出てくると思います。

問題が出てきた時は、その都度担任助手にご相談ください!私も含め、桐光出身の担任助手が大勢います。是非、活用して下さい! これから、一歩ずつ一緒に頑張りましょう!


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