全校からのお知らせレポート

未来発見プログラム ~途上国開発援助レポート 第3講~

皆さん、こんにちは!

途上国開発援助レポートTAを務めている担任助手の戸塚優菜(上智大学法学部国際関係法学科1年)です。

本日、途上国開発援助レポートの第3講がありました。


現在、ウガンダで井戸のプリペイドシステムを開発し、安全な水の供給を支えるビジネスをされている株式会社Sunda Technology Global 代表の坪井彩さんとウガンダから繋いで、ご講義をしていただきました。


講義の冒頭では、赤道直下に位置するウガンダの状況についての紹介がありました。ウガンダは若者の割合が高く、多くの難民を受け入れている国でもあります。しかし、安全な水へのアクセス、インフラの未整備、教育や失業率の高さなど様々な課題を抱えています。


坪井さんのビジネスは、こうした課題の中でも特に深刻な水問題に焦点を当てています。アフリカの農村部では、現在も3億人が安全な水にアクセスできていない状況が続いており、その数は減っていません。元村人であり、現在坪井さんの会社で働いているウガンダ人の方にもインタビューも行い、貴重な現地の視点を知ることができました。



坪井さんのお話の中で、「何が生活しやすくて、何がないと生活しにくいかを考えると、何を支援すべきかが見えてくる」という言葉を塾生に伝えていました。この視点を持つことで単なる支援ではなく、本当に求められている解決策を見極めることの大切さを改めて感じることができたと思います。


来週も引き続き、頑張りましょう!