新宿校レポート

~新宿校新人担任助手紹介~宮本珠文編

こんにちは

今年度から新宿校で担任助手となりました。宮本珠文です(立教大学 現代心理学部 映像身体学科一年、ドルトン東京学園高等部卒)。

今回は新人担任助手として自己紹介をしていきます。



▼早稲田塾に入った理由

私は中学三年の11月ごろに入塾しました。姉の大学受験の際に母が早稲田塾の説明をうけ、自分や自分の学校での学びに向いていると勧められました。

私は好きなことをとことん追求していく性格なため、好きなことややってきたことを尊重してくれる早稲田塾に魅力を感じ入塾を決めました。


▼研究テーマ

私の研究テーマは「Generative Artの鑑賞技法・評価体系の発見」です。

まず、Generative Artとはコンピュータや技術の発展により、この半世紀ほどで革新的に進化した、新しい映像芸術です。常に議論がなされているものであり、定義も定まっていませんが、私は「半自動生成的なグラフィックアート」をGenerative Artとしています。例えば、私たちが操作することのできない雨や風の動きを利用した作品はGenerative Artの一種だといえるかもしれません。20世紀のニューヨークで活動した、抽象画家であるJackson Pollockの「Number 1 」という作品もGenerative Artのひとつだと私は考えています。

私も中学二年生のころからコンピュータプログラミングを用いたGenerative Art作品を作ってきました。また、個人・団体と双方で発表活動も行ってきました。その中で、Generative Artのもつアート性が十分に伝わらないと感じることが多く、それはGenerative Artの特徴の一つである作者さえも驚くような結果の予測不可能性によるものだと考えました。そのため、Generative Artのもつアート性を正しく認識し、鑑賞していくために既存のものとは異なる、Generative Artの鑑賞技法・評価体系の発見をしていきたいです。

大学ではまずGenerative Artにおいて、「アート性はどこに宿るのか」や「何故アートとされるのか」などを作者と鑑賞者の二つの視点から研究していきます。


▼塾生時代にやってよかったこと・取ってよかった講座

私が取ってよかったと思う講座は「SDGs探究学習プログラム」です。

SDGs探究学習プログラムでは正解のない問題に5分間という限られた時間で取り組みます。

自分の持つ知識と想像力を最大限に活用していかなくてはならず、簡単ではありませんが、とても楽しかったです。

また、作った回答を授業内で発表するのですが、発表の仕方や所作のひとつひとつに意識をむけると毎回自分の課題がみえてきて、成長をかんじることもできます。この授業で培った力は今、面接やプレゼンテーションでとても活きています。


▼得意科目・分野

科目:美術、情報

分野:芸術、哲学、美学


▼最後に

悩むこともたくさんあると思いますが、考え続けて自分だけの答えをみつけてください。

これから一緒に頑張っていきましょう!