新宿校レポート

~新宿校新人担任助手紹介~牧野愛子編

こんにちは

今年度から新宿校で担任助手となりました、牧野愛子です(国際基督教大学 教養学部 アーツ・サイエンス学科一年、法政大学第二高等学校卒)。

今回は新人担任助手として自己紹介をしていきます。



▼早稲田塾に入った理由

高校1年生の冬から10か月間カナダに留学していた経験を大学受験に活かしたいと思い、帰国後、総合型選抜やその受験対策について早稲田塾で説明を受けました。

私は、早稲田塾の魅力とはアットホームな雰囲気、塾生やスタッフ等の多様性、対話を通して塾生の良い部分を引き出してくれる環境であると考えます。そして、これらの魅力は私の個性を見つけて、伸ばすことに繋がると思い、早稲田塾に入塾しました。


▼研究テーマ

私の研究テーマは「渋谷区行政におけるSOGIEに関する取り組みの現状と課題」です。

まず、SOGIEとは多様な性的指向・性自認・性表現のことを指し、LGBTQのように特定の性的指向・性自認・性表現をもつ人々に限定する言葉ではないところが特徴です。現在渋谷区では、多様な人に寛容な街づくりのためにSOGIEに関する取り組みが複数行われています。私の研究では、ジェンダーフリーなトイレの設置とSOGIEについて気軽に話せるアプリの普及の、2つの取り組みを扱いました。

私がこのテーマに興味を持ったきっかけは、留学中にレズビアンやクエスチョニングの友人ができ、彼らに出会ったときの衝撃が忘れられなかったからです。彼らに出会わなければ、多様な性のあり方を他人事のままにしていたと危機感を覚え、SOGIEを身近にとらえられるようにしたいと思い、SOGIEについて研究することを決めました。

研究では、SOGIEに関する基本書等を読んだり、渋谷区行政やトランスジェンダーの方、ゲイの方など多様な性を持つ方々にインタビューをしました。

大学では、SOGIEについてジェンダーや文学、メディアなど様々な観点から研究したいと考えています。


▼塾生時代にやってよかったこと・受講してよかった講座

私が受講してよかったと思う講座は「SDGs探究学習プログラム」です。

SDGs探究学習プログラムでは正解のない問題に5分間という限られた時間で取り組みます。

時間制限のなか、考えたことのない問題についてのアイデアを出し、文章にしてまとめる作業は、頭の中にあるすべての引き出しを全オープンにするようでした。はじめの内は混乱するものの、授業を重ねるごとに頭の中の引き出しが増え、とても充実した授業でした。

また、授業内では、自身の回答を受講者全員の目の前で発表する時間があり、このときに感じた緊張感は面接の練習になっていたと思います。


▼得意科目・分野

科目:英語、体育

分野:セクシュアリティー・異文化


▼最後に

提出書類を作成するときは、ぜひなるべく多くの人に読んでもらうことが重要だと思います。多くの人から指摘を受ける分だけ、文章内の一文字、一文字にその文字でなければならない必然が生まれ、文章に深みが増すからです。早稲田塾というプラットフォームを全力で活用し、やりたいことを全部やって、悔いのないように受験生活を乗り越えましょう!