広報部からのお知らせレポート
慶應義塾大学法学部 合格のリアル〜先輩に聞く受験と塾生活〜
公開日:2025年05月20日
こんにちは!広報部担任助手の福地優良(クラーク記念国際高等学校卒・お茶の水女子大学共創工学部文化情報工学科1年)です。
今回は、慶應義塾大学法学部にFIT入試で現役合格した先輩たちに、志望理由やタメになった授業などについてインタビューをしてきました!
法学部を目指している人はもちろん、今まで考えたことがなかった人にとっても、「こんな道があるんだ!」と新たな発見があるはずです。
ぜひ最後まで読んで、受験や進路選びのヒントにして頂けたら幸いです!
今回は以下三人の先輩の回答をまとめました。【 】には各先輩の受験年度・出身校・夢を記載しています。
一人目:角田 美光斗さん【2025年度・東洋英和女学院高等部・文部科学省職員となり、児童の声に耳を傾けた教育行政に携わる】
二人目:申 彩里さん【2025年度・明治学園高校・世界で羽ばたく国際人になる!】
三人目:白石 智啓くん【2024年度・逗子開成高校・世界で活躍できる人財になる】
Q「まずは大学・学部を選んだ理由を教えて下さい。」
角田さん
「慶應義塾大学の法学部は、法律学科と政治学科が併設されており、両分野を横断的に学べる点に魅力を感じました。特に、現代日本政治や政策過程を専門とする教授の授業に惹かれ、そのもとで深く学びたいと思いました。」
申さん
「私は日韓ハーフとして幼い頃から日韓交流について関心があり、ボランティアに参加するなど理解を深める活動を行なってきました。こうした経験から、朝鮮半島の政治について興味を持ち、大学では政治や歴史の面から日韓関係を学びたいと考え、朝鮮半島の政治を専門とする教授がいる、慶應義塾大学 法学部に進学することを決めました。」
白石くん
「そもそも政治学科のある大学が少ないのですが、その中でも慶應の法学部政治学科には、まさに安全保障論など私が学びたいカリキュラムや、国際政治論を使って安全保障問題を研究しているゼミもあるため、志望を決めました。」
☝🏻皆さん、学問への関心や教授との出会いが大学選びの大きな決め手になったようです。自分の「学びたい」を見つけることが、進路選択の第一歩だと改めて感じさせられますね。
Q「タメになった授業・カリキュラムを挙げてください。」
角田さん
「『FIT入試二次試験対策講座』です。法学や政治学の知識を深めるために自分で本や参考書を読んでいたのですが、それだけでは限界を感じ受講しました。実際のFIT入試では、講義を聴いた後に問題を解く形式の試験があるのですが、その場でどう思考し、どう答えるかが問われるため、この講座での学びがとても役に立ちました。」
申さん
「『慶應義塾小論文』です。この授業では、小論文の指導のほか、授業開始後の10分間に、先生が社会で起きていることや慶應義塾大学の歴史などについて話してくれます。その話を毎週聞くことで、『やはり慶應に行かなくちゃ!』という思いが強くなり、モチベーションを保つことができました。」
白石くん
「『総合型・学校推薦型選抜特別指導』です。正解のない問題に取り組む講座は、早稲田塾の特徴だと思います。これを繰り返すうちに、柔軟な対応力が身につきました。面接では、初対面の教授から思いもよらない質問をされることも考えられるわけで、面接対策として取り組んでおいてよかったなと思います。」
☝🏻他の先輩方のインタビューも踏まえ、『FIT入試二次試験対策講座』や『慶應義塾小論文』を挙げている方が多いように見受けられます。一方で、他大学向けの講座が思わぬ場面で役に立ったという声もあり、自分に合った選択が何より重要だということが伝わってきます。
Q「早稲田塾の推しポイントを教えて下さい。」
角田さん
「『半学半数』の精神を身につけられる点です。慶應義塾大学の理念でもある『教わり、教える』という相互的な学びの中で人は成長する』ことを、塾内での仲間との学び合いを通して実感しました。総合型選抜は、偏差値では測れない入試である分、不安との戦いでもありましたが、励まし合う仲間や熱心に指導してくださる先生方の存在が大きな支えになりました。」
申さん
「担任助手やスタッフの方々が、親身になって話を聞いてくれて、些細なことでも相談に乗ってくれるところです。私は首都圏外生として塾に通っていたので、オンラインで授業を受けることがほとんどでした。そのため、疑問点や不明点などがあれば、すぐに電話をかけて話を聞いてもらっていました。モヤモヤを解決できずに電話を切ったことは一度もなく、完璧にサポートしてくれて、とても心強かったです。」
白石くん
「雰囲気がピリピリしておらず、『みんなで合格しよう』という温かみで満ちているところです。「本番直前授業」の面接対策で模擬面接を行ったときも、塾生同士で「もっとこうしたらいいんじゃない?」などフィードバックをし合い、それが本番で活かせたと感じています。大学進学後も付き合える、大切な友人もできました。さまざまな講座を通して面白い出会いと発見があって、とても良い経験になりました。」
☝🏻受験期の不安や悩みに寄り添ってくれた担任助手やスタッフの方々、共に高め合った仲間の存在が、大きな心の支えになっていたことがよく伝わってきます。
Q「最後に今後の展望について教えて下さい。」
角田さん
「将来は文部科学省の入省し、子どもたちの声に真摯に耳を傾け、その思いを反映した教育行政に携わりたいと考えています。高校時代の活動を通して教育現場と行政との間にあるギャップを実感し、現場のニーズに寄り添う政策の必要性を痛感しました。大学では法学と政治学を学び、専門性と透明性を備えた官邸主導の新たなあり方を模索していきたいです。」
申さん
「将来は日本と韓国の架け橋となる人物、ひいては、東アジアで輝く人物になりたいと考えています! そのために、大学では自分のルーツを学びながら、朝鮮半島の政治をしっかりと勉強し、韓国と日本の両視点から“越えられない壁”を取り除く方法を探っていきたいです。」
白石くん
「私の夢は、誰かの役に立てる人間になること。特に安全保障や外交政策に携わる仕事に就きたくて、探究テーマも選びました。私が住む地域に在日米軍施設がある関係で、米軍の軍人と親しくなったり、頭上を自衛隊の補給機が飛んでいたりするのも日常茶飯事です。暮らしの中で身近に感じ、かつ国を守るうえで注目されているキーワード“安全保障”について、深く学んでいきたいと考えています。」
☝🏻みなさん、今の延長線上にある夢や大学での展望があるからこそ、迷いながらも自分の道を信じて進んでいけるのですね。
いかがだったでしょうか?
ぜひ今回のインタビューを参考に「自分らしい進路選択」への一歩を踏み出してみて下さい。
他にも色々な先輩方がインタビューに答えてくれました。詳しくはコチラから!
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