広報部からのお知らせレポート

【受験生必見】大学のアドミッションポリシーを知ろう!【西日本・文系編】


皆さんこんにちは!早稲田塾広報部担任助手の福地優良(クラーク記念国際高等学校卒・お茶の水女子大学・共創工学部文化情報工学科1年)です。


突然ですが、"アドミッションポリシー"という言葉をご存じですか?

早稲田塾に入学すると、一度は耳にするこの言葉。

アドミッションポリシーとは、大学が求める学生像や、入試を実施する際の基本的な考え方を示したものです。

総合型選抜・学校推薦型選抜では「アドミッションポリシーにどれだけ合致しているか」が評価の大きなポイントになるため、しっかりと目を通し、自分の志望動機や強みと照らし合わせておくことが大切です。

今回は、西日本・文系の主要な大学のを対象に、各学部のアドミッションポリシーをご紹介します。

※西日本・理系編については、別の記事で取り上げていますので、あわせてご覧ください。


【①関西大学 経済学部】


抜粋:https://www.kansai-u.ac.jp/mt/archives/pdf/100915_i_policy_admission.pdf


関西大学経済学部のAO入試は、出願要件として【自己推薦型】【グローバル・リーダー志向型】【データサイエンティスト志向型】の3つの評価型が設定されています。自己推薦型では、学術・文化・芸術活動等さまざまな分野で積極的な活動を行い評価を得ていること、グローバル・リーダー志向型では、語学系の資格を提出できること、データサイエンティスト志向では、データサイエンスに関する資格を有していること、などが条件として課されています。「好奇心が強い」「国際的感覚を持つ」このような学生を求めているからこその、受験スタイルであることが窺えます。


【②同志社大学 グローバル地域文化学部】


抜粋:https://www.doshisha.ac.jp/admissions_undergrad/admission_policy/undergrad/index.html#syakai


グローバル地域文化学部の推薦選抜入学試験では、書類選考ののち、筆記試験・口頭試問を実施し、総合的に判断して合格者を決定する方式です。アドミッションポリシーは「外国語能力と地域文化の知見に基づ」いて「多様な文化的背景を持つ人々と協働しながら国際社会に経験したいと考える学生」を求めるとある。一見何でもない文章に読めるも、同志社の場合は校祖である新島襄の精神と強くひも付けた解釈をしておかないと相手に響かないので十分にご注意すべきです。


【③立命館大学 産業社会学部】

抜粋:https://www.ritsumei.ac.jp/ss/about/policy.html/


立命館大学産業社会学部のAO選抜では「産業社会小論文方式」が採用されています。書類の一つが志望理由等を述べるエントリーシートで、もう一つが2000字の課題論文。題意は「自分自身の高校入学以降これまでの活動(正課・課外を問わない)でアピールしたいと思うものを挙げ(複数でも可)、活動を通じて形成された問題意識と大学で学びたいテーマについて論述してください」というものです。アドミッション・ポリシーの求める「知的好奇心」「他者とのやりとりを通して主体的に学びを深める姿勢」「多面的な視野」あたりを表現すると、良い資料ができるでしょう。



【④関西学院大学 文学部】

抜粋:https://www.kwansei.ac.jp/s_humanities/philosophy/policy/


関西学院大学文学部では、探究評価型入試・学部特色入試・グローバル入試を実施しています。いずれも英語資格・スコアの提出が必須です。また、文学部は3学科11専修で構成されており、幅広い学びへの関心と、基礎的な学力が求められます。この特徴ゆえに、試験内容は「学びの計画書」提出のほか、英語論述,日本語小論文,口頭試問などが含まれています。



【⑤近畿大学 総合社会学部】

抜粋:https://www.kindai.ac.jp/about-kindai/principle/policy/undergraduate/sociology/


総合社会学部 環境・まちづくり系専攻では出願条件として「①社会課題の解決や社会貢献を目的とする活動に対して、主体的に長期間取り組んできた者。上記の活動の成果を具体的に示すことができる者。③環境・まちづくり系専攻で勉学することを強く望む者」この三つを示しています。これらは書類選考で審査され、アドミッション・ポリシーにある「確かな基礎学力」「論理的・科学的な思考力」を持つかどうかは、二次審査の授業内容に関するテストや評価されると考えられます。



ここまでご紹介してきたように、アドミッションポリシーを理解することは、ただの受験対策にとどまりません。

それは「自分と大学との相性を見極める指針」であり、「自分の将来像を言葉にするための土台」でもあります。

志望理由書を書くとき、面接に臨むとき、そして進路に迷ったとき。

アドミッションポリシーを何度も読み返し、自分の考えと照らし合わせることで、選抜を突破するための軸がきっと見えてくるはずです。

【西日本・文系編】も公開しておりますので、ぜひそちらもご覧ください🫡

🌟詳しい大学の情報や受験のコツについてはこちらの大学紹介ページからお入りください。

🌟大学情報は変更されている場合もございますので、必ずご自身で確認するようお願いします。


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