広報部からのお知らせレポート
上智大学 合格のリアル〜先輩に聞く受験と塾生活〜
公開日:2025年07月08日
皆さんこんにちは!早稲田塾広報部担任助手の福地優良(クラーク記念国際高等学校卒・お茶の水女子大学共創工学部文化情報工学科1年)です。
今回は、上智大学に現役合格した先輩たちに、志望理由やタメになった授業などについてインタビューをしてきました!
上智大学を志している人はもちろん、今まで考えたことがなかった人にとっても、「こんな道があるんだ!」と新たな発見があるはずです。
ぜひ最後まで読んで、受験や進路選びのヒントにして頂けたら幸いです!
今回は以下三人の先輩の回答をまとめました。【 】には各先輩の【受験年度・合格した学部・受験方式・出身校・夢】を記載しています。
👨一人目:酒井 宏樹くん【2025年度・上智大学総合グローバル学部・学校推薦型選抜(公募制)・高輪高校・インドを中心に途上国の共生社会の実現に貢献する】
👩二人目:藤田由依さん【2024年度・上智大学総合人間科学部・ カトリック高等学校対象特別入試・雙葉高校・一人ひとりの学習者に寄り添う学習支援者】
👩三人目:黒飛里穂さん【2024年度・上智大学文学部・ 学校推薦型選抜(公募制)・マスコミ関係の職に就き、メディアのジェンダー表現をより良くする】
Q「まず大学学部を選んだ理由を教えてください。」
酒井くん
「私はこれまでの海外滞在経験から、グローバルな環境に憧れがあり、国際色豊かな学生が集まる上智大学は非常に魅力的に感じました。また、インドについて探究しているからには、ぜひ学びたいのがインドの公用語であるヒンディー語でしたが、学べる大学は限られていました。上智大学ならヒンディー語が勉強でき、さらにインドの政治と宗教を研究されている教授も在籍されているため、私にとって申し分のない学びの場だと思いました。」
藤田さん
「『他者のために、他者とともに』この上智大学の教育精神に強く感銘を受けました。上智大学の教育学科は人間の尊厳を深くつきつめていくことを重要視しています。私は、教育というものは人の成長に携わる学問だと考えています。上智大学の環境なら、人に寄り添う教育学を学べるのではないかと考え、志望しました。」
黒飛さん
「上智大学の新聞学科のオープンキャンパスに参加し、惹かれたのは、テレビセンターという実際にカメラや編集機器を使ってテレビ番組を制作できる施設がある点です。特に発信側の立場に立って学びを深めることに重きを置いています。ここで実戦形式と座学の両軸でメディアを学ぶことができるのはとても魅力的だと感じました。」
👆一人ひとりの関心や価値観が、そのまま進路選択に結びついていることがよくわかります!
Q「タメになった授業・カリキュラムを挙げてください。」
酒井くん
「未来発見プログラム『国際ジャーナリスト育成塾』です。国際ジャーナリストで活躍している有識者の方が講師として、今の世界情勢やさまざまな地域の文化を教えてくださいました。私にとってメリットだったのは、世界情勢そのものより、ジャーナリストとしての情報発信の方法を学べたことです。プレゼンテーションする機会があり、伝わりやすさにこだわってスライドを作成した経験から、“人に何かを伝える”意識が高まり、自分自身成長したと思っています。」
藤田さん
「特に役に立ったと思うのは、答えのない問題に取り組む講座です。5分間という限られた時間内で、どれだけオリジナリティのある回答を作り出せるか。自分の閃きに向き合い、また、塾生の前で発表するのでプレゼン力も鍛えられます。未来発見プログラム同様、人前で話すことへの抵抗感を払拭できました。 」
黒飛さん
「東進講座が特に役立ちました。上智大学の公募制推薦入試には、評定平均4.0以上が必要です。そのため、学校の定期試験ではどの教科も怠らず準備を進めてきました。 東進講座は、自宅でも塾でも場所を選ばず、自分のペースで受講できるのが最大のメリットです。講師の説明も非常にわかりやすく、繰り返し映像を見て学んだ結果、それまで定期試験で70点程度から90点くらいまで伸ばすことができました!」
👆実践的なプログラムや対話的な学びが、自分の考えを言葉にする力を伸ばしていることが伝わってきます!
Q「受験までの道のりを教えてください。」
酒井くん
「父がインドに単身赴任したので、高2の夏休みに2週間インドに行きました。そこで目にしたのは、格差社会と貧しい子どもたちの姿でした。インドでは現地のNPO法人に頼んで、小学校で3日間のボランティアに参加させてもらうことに。 インドは多宗教国家ですが、現首相により信仰の自由を侵害しているという声もあります。こうした声や貧しい子どもたちの姿は、それまで私が抱いていたインドのイメージとはまったく違う。そこから政治と宗教の関係を軸に、インド政治についての探究活動をはじめました。」
藤田さん
「早稲田塾のカリキュラムで、自分史の作成という、自分を見つめ返す時間があります。これまでの記憶をたどりながら、印象的な体験、興味のあること、ささいな気づきまでを言語化していきました。自分史作成でわかったのは、私には『教育を通して困っている人を助けたい』という想いがあるということです。私は英語が苦手なのですが、高校の英語の先生が一生懸命伴走してくださり苦手意識を払拭できたという経験がありました。そして、私もその先生を見習いたいと思うように。その事実に改めて気づき、将来は英語教育に携わっていきたいという目標の発見につながりました。」
黒飛さん
「上智大学の公募制推薦入試は、1次試験が自己推薦書と課題レポート、2次試験は作文や時事問題の要約などが出題されます。 2次試験の作文は、あらかじめお題の単語が用意され、その単語を使って1000字で作文するというもの。対策としては、日頃から新聞やニュースを見てホットな単語をまとめておく『新聞ノート』を作成し、コツコツ書き溜めていました。 さらに、時事問題は、60文字という少ない字数で要約しなければならず、これが地味に大変。試験の1ヵ月くらい前から時事問題に強い書籍を購入し、ニュースを60字以内で説明する練習をひたすら続けて本番にのぞみました。 」
👆それぞれの体験や苦手克服の道のりが、自分の軸となり、受験勉強の大きな原動力となっていたのが印象的です!
Q「最後に今後の展望について教えてください。」
酒井くん
「 大学では政治学の観点から探究を続けるつもりです。インドを中心に途上国を積極的に訪れ、足を使った現地法で研究を深めていきたい。そして、将来は国連の専門機関で貧困地域に暮らす人々の人権を保護する活動をしたいと考えています。
藤田さん
「大学でしっかり学び、将来は教育学習面で困難を抱えている一人ひとりに寄り添える学習支援者になるのが夢です。」
黒飛さん
「早稲田塾で身に付けたことを礎に、大学でしっかり学び、将来はジェンダー表現を追求しながら現代社会を生きる幅広い人々に寄り添える人間になりたいです。」
👆大学での学びを通して、目指す未来がますます明確になっている様子が伝わってきますね!
いかがだったでしょうか?
ぜひ今回のインタビューを参考に「自分らしい進路選択」への一歩を踏み出してみて下さい。
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