池袋校レポート

【池袋校担任助手が伝える!】私の探究テーマの見つけ方

こんにちは!

池袋校担任助手1年の瀧川廉(上智大学外国語学部ドイツ語学科)です。今回は“探究テーマの見つけ方”についてお話しします。


私は現在、「ドイツ思想史が民主主義国家にどのような意義をもつのか、また理性的な意思形成を支える仕組みを機能分化の中でいかに実現できるのか」をテーマに探究を行っています。しかし、最初からこのテーマにたどり着いたわけではありません。


もともとはサッカーに関心が強く、最初は「ホームゲームの価値」や「地域とクラブの関係性」など、スポーツに関するテーマを考えていました。一方で、ニュースやSNSを見ていく中で、社会の分断や対立、民主主義のあり方にも興味を持つようになり、政治学に沿ったテーマにも惹かれていきました。そのため、「本当に自分が探究したいことは何なのか」が分からなくなり、テーマがサッカーに寄ったり政治学に寄ったりと、何度も右往左往していました。しかし、その過程があったからこそ「人と人がどのように対話し、共通の価値観やつながりを形成していくのか」という自分の関心の共通点に気づくことができました。そうした気づきから、現在の研究テーマへとつながっていきました。


探究テーマを考える上で大切なのは、最初から完成されたテーマを見つけようとしないことです。むしろ、さまざまな分野を行き来しながら、「自分は何に引っかかっているのか」を考え続けることが重要です。私自身、遠回りをしたように感じた時期もありましたが、その試行錯誤があったからこそ、本当に向き合いたい問いを見つけることができました。


探究テーマが決まらず焦る人もいると思います。しかし、迷った時間や右往左往した経験も、探究の大切な一部です。探究テーマを考える上で大切なのは、“正解っぽいテーマ”を探すことではなく、自分が自然と気になっていることを見逃さないことです。普段の生活の中で感じた違和感や「なぜだろう」と思った経験こそが探究の出発点になります。まずは、自分がつい調べてしまうことや、誰かと話していて熱中できることを振り返ってみてください。そこに、自分だけの探究テーマを見つけるヒントがあると思います。


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