大崎品川校レポート

先輩たちの併願戦略~水関木ノ芽編~

こんにちは!早稲田塾大崎品川校担任助手の水関木ノ芽(上智大学文学部新聞学科1年)です!

併願に悩んでいる人ー!集まれーー!!

その気持ち、とってもわかります。

私が高3のこの時期にどうやって併願校を決めたのか。今回は私の併願戦略について解説していきます!



併願戦略の手順①

 自分の研究をいろんな視点から眺めよう。

私がまず始めたことは、自分の研究テーマがなんの分野から深められるのか、とにかくたくさん書き出してみることです。

例えば、私の研究テーマである「ソーシャルメディアの偏り」をいろんな視点から見ると、、、

 ・メディア系(道具としてのソーシャルメディアに注目)

  →偏りの少ない報道の在り方とは

 ・社会学系(ソーシャルメディアから影響を受ける人の動きに注目)

  →フォローアンフォローなどによって、偏ったコミュニティが作られる状況を観察する

 ・社会心理学(ソーシャルメディアから影響を受ける人の心理に注目)

  →ソーシャルメディアの偏りによる悪影響は、どういった心理状態の人ほど影響を受けやすいのか

 ・経営学(こうした偏りを物の販売に使おう!)

  →フィルターによるターゲティングは効果があるのか

などなど、一つの研究テーマでもいろんな学問分野から深めることができます!


併願戦略の手順②

 自分のやりたいこととのマッチングを考えて分野を選ぶ。

「自分のやりたい研究の方向性はどれだろう?」ということを考えながら分野の優劣を付けます。

私の場合は、一番はメディア系! 二番は社会学系! 社会心理学と経営学はさほどやりたくないな、、、という感じでした。


併願戦略の手順③

やりたいことができる大学を選ぶ。

「ここまできたら、あとは選ぶだけ!」と言いたいですが、ここが少し調べ物が必要なところです。

自分のやりたいことができるかどうか、その調べ方を知っていますか??

もちろん、その学部のHPやオープンキャンパスに行くのもとても良いことです。

が、自分の研究ができるかどうかを見るには、その大学の学部、学科の教授の論文を読むのが最適でしょう。ピッタリ一緒じゃなくてもいいんです。「この人のこの部分があればできるかも!」というのが大切になります。


併願戦略の手順④

出願時期や試験日を確認し、重複がないかをチェック! 評定平均や英語資格も確認しよう!!

ここまでくれば、もうゴール目前です!自分の選んだ学校の試験がかぶっていないか、専願の学校か、英語資格や評定平均は足りているか、募集要項を入念に読んで確認しましょう。


併願戦略の手順⑤

戦略を立てる←超重要!!!

これが最後の工程です。出願締め切り、試験日、合格発表日をカレンダーに書き込んで、「この大学に受かったらこの大学は受けない」「この大学に受からなかったらこの大学に出願する」と、すべての出願校の「受かったとき」と「受からなかったとき」にとる行動を決めておきましょう!!!

これが本当に重要です!私はこのおかげで上智大学に受かったといっても過言ではありません。併願戦略はポジティブではダメなんです。「受からなかったとき」の行動を決めておくことは、落ち込んでくよくよするという無駄な時間を削ることにもつながります。

私の場合、第一志望はSFC(慶應義塾大学環境情報学部)でした。そして、上智大学文学部新聞学科(専願)の二次試験がSFCの二次試験にかぶっていました。

なので、私の立てた併願戦略は、

結果として、私は上智大学に進学したわけですが、受験中にこうした戦略を考えるのはかなりスタミナを使います。

私が受験をうまく乗り越えられたのも、合格不合格に一喜一憂せずに「何をすべきか」が事前に決まっていたからです。

このように、併願戦略をしっかり立てることは、可能性を最大限使うことにつながります!

いかがでしたか??かなり簡易的な説明をしたので、もっと詳しいことを聞きたい人は、ぜひ校舎の担任助手に聞いてみてくださいね!


早稲田塾に興味を持った方はこちらから。