大崎品川校レポート

【再掲】慶應生が伝授!模試の復習方法~文系編~ 

皆さんこんにちは!大崎品川校担任助手の野田虎太朗(慶應義塾大学法学部政治学科2年)です!

今回は、偏差値40台から慶應法の一般入試で得点源になるまで成長した日本史の復習方法、さらにはおすすめの暗記方法を紹介します!


その復習方法とは、、、

間違えた問題を復習するのではなく「間違えた問題の時代まるごと復習する」これだけです。

たとえば、、、

Q 安和の変で排斥された当時の左大臣は?

という問題を間違えたとき、あーはいはい、源高明でした。と素通りするのではなく、時代の流れをもう一度押さえましょう!!

842年 承和の変(伴健岑橘逸勢が配流)→866年 応天門の変(源信の失脚をもくろむ伴善男が応天門に放火、のちに発覚し伴善男紀豊城らが流罪)→888年 阿衡の紛議(宇多天皇藤原基経の間で政治的紛争が起こり、詔の起草者橘広相が処罰される)→901年 昌泰の変(左大臣藤原時平の讒言、道真は大宰府に権̪帥として左遷)→969年 安和の変(源満仲らの密告により藤原実頼が左大臣源高明を左遷する)  

このように、源高明という情報が抜けていた場合、その近辺に起きた事件やその流れをもう一度復習していきましょう!!穴を見つけたらそこだけを埋めるのではなく、その周囲も同時に復習して広く穴を埋めていく意識を持つことが大事です!

また、そこに付随する情報も頭に入れておくのも大切です。その事件の歴史的意義は?とか、この事件の首謀者の子孫はだれだっけ?とか。たとえば、今回の問題では藤原実頼がでてきたので、藤原氏の氏寺、氏社、大学別曹まで覚えてしまいましょう!(氏寺ー興福寺、氏社ー春日大社、大学別曹ー勧学院)

また、文化史を間違えたのならその時代だけでなく間違えやすい時代も復習しておきましょう!


↑貼り付けてあるのは、東進模試の解説をコピーしたものです!模試の解説は分かりやすくておすすめなので、皆さんも活用してみてください!!

そして、復習したことや覚えられないものはノートにまとめておくことを忘れないでくださいね!!

そのノートはいつか必ず自分のためになります。


おすすめの暗記テクニック!

ここでひとつ、おすすめの暗記方法を伝授します!!

「机と壁に落書きしよう!!」

机や壁に落書きをすると目に入る回数が圧倒的に増えますよね。それが狙いなんです。目に入る回数が多いと自然に脳みそが記憶しています。私も、どうしても覚えられなかった日本史の時代の流れや、英単語などを机に落書きして記憶していました。

そして、その方法は机に向かっている間だけでなく、通学時間やほんの少しのスキマ時間にも応用していました。


このように、小さなメモ帳に英単語とその意味をびっしりと書き、繰り返し何度も見て覚えるということをしていました。朝、バス停に着いたら見る。バスに乗ったら着くまで見る。休み時間ひまだったら見る。授業中に何もやることが無かったら見る、帰りにバス停に着いたらみる、バスに乗ったら見る、、、といった具合です。そして、バスの中ではメモ帳を一周すると決め、一周が終わったら自由時間!と決め事も作っていました。



以上、おすすめの復習方法と暗記方法の紹介でした!!この勉強方法は机上の空論ではありません。

実際に成績はかなり上がりました。上の写真にもあるように、11/24の時点で共通テストの日本史は平均点と同程度でした。しかし、50日後の共通テスト本番では、平均点+30点以上の点数をとることができました!そして、共通テストから一ヶ月後の慶應法本番では得点源にまで成長してくれました!!

皆さんの中には、現時点での模試の偏差値に焦りを感じている人がいるかもしれません。

私自身も同じでした。共通テスト本番まで50日という段階でさえ全く満足のいく結果は出ず、焦りの感情も次第にこみあげてきました。ですが、結局、本番で良い結果を出せばいいだけの話なのです。いかに本番までの勉強の効率を良くし、さらに、勉強時間や暗記の記憶回数を最大限まで増やせるかが合否を分けます。

なので、自分の勉強法を確立できていない人や一般入試に少しでも不安を感じている人は受付に来てください!!受験の最後の最後まで伴走する準備はできています!!

日本史の勉強方法としておすすめしたい参考書やコンテンツはまだまだありますので、第2弾を楽しみに待っていてください!



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