横浜校レポート

【担任助手の研究テーマ紹介!】~中央大学国際経営学部編~

皆さん、こんにちは!横浜校担任助手の宮村奈々(横浜国際高校卒・中央大学国際経営学部3年、早稲田塾41期生)です。

 本日は中央大学国際経営学部に入学した私の、塾生時代の研究テーマについて紹介していきます。


私の最終的な研究テーマは、「東南アジア(マレーシア)の国内における貧困差を社会起業家として解決する」でした。

私は高校2年次に多民族国家であるマレーシアに修学旅行で行きました。

首都のクアラルンプールは新宿や渋谷のように施設が整っていました。そこでは華僑系やインド系の方が多くみられました。

それに対して、農村部ではマレー系の方々が衛生的にも金銭的にも苦しんでいる様子が見受けられました。

この経験から、村の人たちの持続的な生活に貢献できる社会起業家になりたいという夢を持ちました。

そこから研究テーマを確立するにあたり、主に4種類の探究を行いました。


①マレーシア政府のデータ分析

マレーシア政府の貧困に苦しんでいる方の支援方針についてデータから分析しました。そこで政府の支援が持続的なものではなく、表記されている支援額よりも少ない額が配布されていることに気が付きました。また長期的に効果的な策ではないと考えました。

②企業訪問

マレーシアをはじめとした東南アジアの貧困に苦しむ方々をサポートする取り組みをしている企業に訪問し、現状を伺いました。


③インドネシアの貧困について英語で論文執筆、プレゼンテーション

マレーシアと似たような貧困の特徴をインドネシアも持っていたので、現状を調べて比較や分析を行いました。そこでわかったことを英語で論文にしたり、学校のクラスメイトに知ってもらおうとプレゼンテーションを行いました。


④他国の成功事例

マレーシアと同じような貧困の特徴があるところで、ビジネスで村人に持続可能な生活をもたらせている事例を調べました。インドにあるコテージビジネスでは、自然を利用して村人とコテージを運営することで十分な働き先がなく職に就くことすら難しい若者が多くいましたが、一方で伝統文化や自然、動物など観光地として好まれそうな要素は備わっており、その点に注目しました。 ここから【村の人たちと観光客のためのコテージビジネスを共に行い、持続的な生活につなげたい】というテーマに行きつきました。

経験を振り返ってみるとそこに研究テーマがあるかもしれません。改めて、振り返る時間を作って興味を見つけましょう!


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