横浜校レポート
担任助手の研究テーマ紹介!~慶應義塾大学文学部編~
公開日:2023年01月28日
こんにちは!早稲田塾横浜校担任助手の藪優果(横浜雙葉高校卒、慶應義塾大学文学部部1年、早稲田塾43期)です。
先日は模擬出願もあり、研究テーマに悩まされた人も多いのではないでしょうか。
そこで、「担任助手の研究テーマ紹介!~慶應義塾大学文学部編~」として、私の研究テーマをご紹介します。
文学部に興味がある方はもちろん、研究テーマに悩んでいる方、研究の進め方に迷っている方などもぜひ参考にしてみてください!
私の研究テーマは、「日本語オノマトペの他言語翻訳方法」です。
日本語話者なら誰でも使う、「ワクワク」「キラキラ」「ズキッ」などのオノマトペ。しかし、このようにたくさんのオノマトペの種類を持つ言語は、実は稀なのです。
そのため、日本の文学や漫画などを外国語に翻訳する際、オノマトペを文章で長々と説明するほか、カットされてしまうなんてこともしばしば...。そこで、日本語オノマトペの直感に訴えるような表現方法を残したまま、どのように翻訳するかを模索しています。
研究にあたっては、各オノマトペからどのような印象が想起されるかなどのアンケートを複数取りました!
そして、自分なりに分析し、オノマトペに含まれる子音・母音がどのようにオノマトペの印象と関わっているのかを考察していきました。
いかがでしたでしょうか!
オノマトペのような卑近と思われがちな対象でも十分研究テーマになるということ。そして、とにかく手と頭をフル回転させて、やれることをやってみることの重要性が伝わっていたら幸いです。ぜひ皆さんも、自分の身の回りにこそ目を向けて、好奇心を働かせていってくださいね!
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