横浜校レポート

国公立大学にも総合型選抜があるって知ってる?

みなさん、こんにちは!横浜校担任助手の加藤愛果(神奈川県立横浜国際高等学校卒・横浜市立大学国際教養学部国際教養学科1年・早稲田塾43期生)です。

皆さんは国公立大学の入試と聞いて、どのようなことを思い浮かべますか?

一般選抜を連想される方が多いのではないでしょうか。実は国公立大学でも総合型選抜が実施されています!

今回は、国公立大学の総合型選抜についてお届けします!


<横浜市立大学>

横浜市立大学では国際教養学部、国際商学部、理学部、データサイエンス学部で総合型選抜が行われています。いずれの学部でも一次選考はこれまでの活動や志望理由などをまとめた「プレゼンテーション(発表)概要1」、「プレゼンテーション(発表)概要2」の2つの書類を作成します。そして、二次選考ではそれらをもとにプレゼンテーションをし、質疑応答をする面接審査を受けます。国際教養学部、国際商学部、理学部についてはこの二次選考を経て結果が出ます。ただし、データサイエンス学部については、共通テストの点数も踏まえて結果が出るので注意してください!


<横浜国立大学>

横浜国立大学では教育学部、経済学部、理工学部(機械・材料・海洋系学科)、都市科学部で総合型選抜が行われています。学部、学科によって受験の仕方が異なるので、今回は都市科学部都市社会共生学科の総合型選抜の受験方法をピックアップしてお伝えします!

都市社会共生学科の総合型選抜は第1次選抜→第2次選抜→共通テストの順に進められていきます。第1次選抜では書類選抜によって評価が行われています。

第1次選抜では特色活動説明書、学習計画書によって評価されます。自分が行ってきた特色のある活動や大学でどのように学んで行くかを記述していきます。

第2次選抜では小論文と面接試験によって選抜が行われます。文化的・社会的現象に関するテーマについての基本的な理解、論理的思考力及び表現力を問う内容で行われます。面接試験では、志望動機や学習計画と合わせて作文内容についても質疑が行われます。

共通テストでは4教科5科目あるいは4教科4科目必要となります。共通テストの科目選択に関しては横浜国立大学の募集要項をご参照ください。

総合型選抜は一般選抜と内容がほとんど変わりませんが、科目数が減るので本気で都市社会共生学科に行きたい人は受験するべきです!!!


他にも筑波大学、一橋大学、東京工業大学などの大学でも総合型選抜が行われています!

このように、総合型選抜では学力だけでなく、今までどのような活動をしてきたか、大学進学後の過ごし方をどれほど考えられているか等、多角的な視点から評価を受けることになります。

大学進学の可能性を広げるためにも、将来を見据えた大学選びをするためにも、皆さんにはぜひ総合型選抜にチャレンジしてみてほしいです!


🌟早稲田塾からのお知らせ🌟

早稲田塾では、総合型選抜・学校推薦型選抜についてのオンライン説明会を実施しています。

大学・学部別や学年別のプログラムもございます。詳しくはこちらから!


カテゴリ: