町田校レポート

【春こそ、行動して深めよう!】研究テーマの考え方「STEP2:問題解決策を考える」

こんにちは!町田校担任助手の磯本惣太郎です。(東京農工大学工学部知能情報システム工学科1年)

今回は前回の「STEP1:解決したい問題(目標)を考える。」(前回のワセダネを読んでない方はクリック!)に続いて

第二回STEP2:問題解決策を考えるをテーマに話していこうと思います。




前回、研究テーマを見つけるにはまず「どんな問題を解決したいか」を考えることが重要だと話しましたが、問題を見つけた後はもちろん、その問題に対しての解決策を考えなければいけません。

その問題をどのように解決するか、その中に研究テーマが潜んでいるのだと僕は思います。


ですが、難しく考える必要はありません。解決策を考えるには幾つか決まった方法が存在します。

今回はその中から1つ紹介します。


それは、既存の解決策に付け足すことです。

見つけた問題に既に解決策がある場合、問題が残っているということは、その解決策には何か欠点が存在しているはずです。その欠点を探しそれを補うような技術やアイデアを組み合わせて、新しい解決策を考えるという方法です。

例えば「コロナ禍の運動不足」という問題を解決したいと思った際、既にある解決策として「筋トレグッズ」としたとき、筋トレグッズは世の中にあるのになぜ運動不足が解決していないのかを考えてみます。そして筋トレグッズを使った運動は単純作業でつまらないという欠点を見つけたとして、それを補うアイデアとしてゲームを組み合わせることで「コントローラーが筋トレグッズのゲーム」のように新しい解決策となります。


しかし新しい解決策ができたからと言って終わりではありません。

またその新しい解決策の欠点を探し改善する、研究とはその繰り返しなのだと僕は考えます。


最後に研究するポイントをあげると

1調査:既存の解決策の欠点を探す。(既存の解決策がない場合はなんでも良いので自分で考えてみる)

2開発:欠点を補う技術やアイデアを考え新しい解決策を考える。

3検証:新しい解決策に既存のものより効果があるか考える。

となります。


ですがすべてを現役生のうちにやろうとしなくても大丈夫です。そのやり切れなかった事こそが大学での研究になり、志望大学に対して、やり切れなかった事ができるというその大学を目指す理由になります!


塾生の皆さん!春期授業は、このポイントを頭にいれて、主体的に参加して、研究テーマを深めていきましょう!!塾生優先登録は2/16(木)と17(金)です!。



そして一人で考えるには限界があります。

進路発見指導のプロであるケア・スタッフ、また早稲田塾で現役合格を果たした卒塾生である担任助手、そして同じ早稲田塾生の仲間たちとの対話を通して一緒に頑張っていきましょう!

個別相談を希望される方はこちらから!


次回「STEP3:研究テーマを深める」でお会いしましょう!