町田校レポート
長谷川校舎長の知らないともったいない!【国公立大学】総合型・学校推薦型選抜入試紹介~東京工業大学編~
公開日:2023年10月17日
国公立大学の総合型・学校推薦型入試についてのお話、2回目は東京工業大学です。
東京工業大学の総合型選抜・学校推薦型選抜とは?
東京工業大学の総合型選抜は、【工学院、物質理工学院、情報理工学院、生命理工学院、環境・社会理工学院】で実施されます。
出願に際して必要な評定平均などの成績要件はありません。
情報理工学院を除く全ての学院で自分で作成が必要な提出書類は志望理由書のみなので、一般選抜との併願は視野にいれるべきです。
2段階選抜で行われ、第1段階選抜は大学入学共通テストを課し、第2段階選抜は個別学力検査(総合問題)と提出書類等により合格者が決定されます。
学校推薦型選抜は【理学院・生命理工学院】で実施され、個別学力検査を免除し、大学入学共通テストの成績、出願書類及び調査書を総合的に評価して合格者を決定します。
学校長が2名まで推薦可能です。学校の勉強をコツコツ頑張っている人は学校推薦型選抜入試もチャンスありです。
2024年度総合型選抜入試にて「女子枠」新設
新制度の総合型選抜・学校推薦型選抜では、性別によらず出願することができる一般枠と、女性のみが出願可能な女子枠という2つの枠を設けます。一般枠と女子枠は評価の観点が異なり、これに伴って選抜方法が異なります。
なお、女性志願者は一般枠と女子枠に併願することも可能です。
2024年度から段階的に導入し、切り替えが完了する2025年度の時点で、一般選抜(前期日程)の募集人員は801人(現行入試は930人)、総合型選抜・学校推薦型選抜の合計募集人員は227人(現行入試は98人)となり、後者の内訳は一般枠が84人、女子枠が143人となります。
一般選抜の枠を減らして、一般枠と女子枠からなる総合型選抜入試の定員を増やします。
東京工業大学はどんな教育環境を目指しているのでしょうか。
2016年から教育改革を推し進めている東工大
改革の方針を三島良直学長は以下のように語っています。
『本学が育成する「グローバル社会に寄与できるような人材像」を明確に示し、それを実現するために、教育改革、並びに教育の国際化を行います。 何より、夢と希望を持って本学に入学する学生が、科学・技術のおもしろさ、奥深さ、あるいは、科学技術には社会を変える力があるのだ、ということを感じ取って、将来自分が目指すものを、自主的に学ぶ力を育てられるような教育を行うための改革です。』
(東京工業大学HPよりhttps://www.titech.ac.jp/education/reform/concept)
総合型・学校推薦型選抜入試で「志」と「科学・技術への興味関心」をみたいという東工大の意思の表れです。
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