横浜校レポート

台湾留学9か月レポート!

こんにちは!早稲田塾横浜校担任助手の加藤愛果(横浜市立大学国際教養学部国際教養学科3年・神奈川県立横浜国際高等学校卒・早稲田塾43期生)です。


私は2月から台湾に滞在している日本人主催の「歌壇」の会に一カ月に一度参加しています。

こちらの会では、短歌に関心のある日本人や台湾人、そしていわゆる「日本時代」を生きた方が参加しています。5月は、留学終了前に参加できる最後の会でした。

そこで今回は、台湾の「日本時代」について少しお話します。


そもそも「日本時代」とは…?

「日本時代」とは、日本統治時代のことを指します。台湾は日清戦争により日本に割譲され、約50年間日本の統治下におかれました。

日本統治時代は、台湾にとってポジティブな面もネガティブな面もある歴史といわれています。

たとえば、ダムと水路を組み合わせることで一大穀倉地に作り替えた八田與一や、台湾の気候に合わせた「蓬莱米」という品種をつくりだした磯栄吉など、一部のコミュニティでは台湾の発展に寄与した日本人の存在が肯定的にとらえられています。

一方で、日本人警察官の原住民に対する暴力事件がきっかけとなり生じた「霧社事件」という抗日闘争や土地開発等の事業に原住民を強制するかのような形で働かせていた歴史など、「負の歴史」として残っているものもあります。

日本ではたびたび「台湾は親日」であるといった話を耳にすることがありましたが、日本と台湾の歴史について知る中で、日本と台湾の関係性について改めて問い直す必要があるのではないかと考えさせられました。

台湾には日本統時代に建設された建築物や、当時の建物をリノベーションしたカフェなどがあります。台湾に訪れた際には、ぜひ行ってみてください!

日本と台湾の歴史的関係性について学び、私が知らない他国との関係性を調べたくなるきっかけとなりました。

国際問題や海外に関心のある皆さんは、ぜひ日本と他国の関係性についてもリサーチしてみてくださいね🌱


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