全校からのお知らせレポート

未来発見プログラム ~途上国開発援助レポート 第5講~

皆さん、こんにちは! 途上国開発援助レポートTAを務めている担任助手の戸塚優菜(学習院女子高等科卒・上智大学法学部国際関係法学科1年)です。 


本日、途上国開発援助レポートの第5講がありました。


今回は、ベナンでアフリカ布であるパーニュを使用し、現地職人とともに浴衣や雑貨を制作し、日本で販売されている、株式会社シェリーココ代表取締役社長の川口莉穂さんをお招きし、講義をしていただきました。


川口さんは、高校時代にタイでの留学をきっかけに途上国支援に興味を持ち国際協力に携われるためJICA青年海外協力隊としてペナンで活動をされていました。


現地の活動を通して、学校保健やマラリアの啓発活動に携わり、「実際に現場を知ることが、適切な支援につながると強く実感した」とおっしゃっていました。

NPOやNGOとしてではなく、ビジネスとして成り立つ仕組みを考えました。かわいそうという気持ちから同情での購入ではなく、持続可能な仕組みを作ることを重視して現在の会社を設立されたそうです。

お話を通じて、本当に現地の人に役立つ支援とは何かを考えることの大切さを学ぶことができと思います。チームでの最終プレゼンである、NGOを作る際にぜひこの視点も忘れずに取り組みましょう。


来週も引き続き、頑張りましょう!