広報部からのお知らせレポート
筑波大学 合格のリアル〜先輩に聞く受験と塾生活〜
公開日:2025年05月29日
こんにちは!広報部担任助手の福地優良(クラーク記念国際高等学校卒・お茶の水女子大学共創工学部文化情報工学科1年)です。
今回は、筑波大学に現役合格した先輩たちに、志望理由やタメになった授業などについてインタビューをしてきました!
筑波大学を目指している人はもちろん、今まで考えたことがなかった人にとっても、「こんな道があるんだ!」と新たな発見があるはずです。
ぜひ最後まで読んで、受験や進路選びのヒントにして頂けたら幸いです!
今回は以下三人の先輩の回答をまとめました。【 】には各先輩の合格した学部・受験年度・出身校・夢を記載しています。
👧一人目:大屋 あかりさん【人文・文化学群・2025年度・森村学園高等部・ 他者との対話を大切にできる人間になる】
👧二人目:安本 珠理さん【人文・文化学群・2025年度・三輪田学園高校・日々変遷していく日本の「話し言葉」及び「若者言葉」を研究したい】
👦三人目:岩﨑 嶺くん【人文・文化学群・2024年度・東京農業大学第一高校・深い思考ができる人間になること】
Q「まずは大学・学部を選んだ理由を教えて下さい。」
大屋さん
「言語に興味があるので、さまざまな言語について深く学べるというのが一番の理由です。また、自由度が高く、他学部の講義も選択することができるシステムで、これは総合大学の強みともいえると思います。そのもとで深く学びたいと思いました。」
安本さん
「日本語学について学際的な学びができると思ったからです。異なる学群や学類の授業を受けられるので、研究テーマに対して心理学的な視点からもアプローチができると思いました。また、留学生サポートのチューター制度もあり、異文化交流を通じて日本語を違った視点から捉えられるのではといった点も魅力に感じました。」
岩崎くん
「筑波大学の魅力は『学際性』にあると思います。つまり、いろんな学部や学類の授業を受けながら幅広い知識を学ぶことができる。私の探究テーマである労働について思考を深めるためには、哲学だけではなく、経済システムや法律など、幅広い分野の学問を修める必要があります。こうした研究を進めるうえで、筑波大学は最適の環境だと考えました。」
☝🏻皆さん、幅広い学びが得られる点に大きな魅力を感じているそうですね。自分の「学びたい」を中心に据えて大学学部を選ぶべきだと改めて考えさせられます!
Q「タメになった授業・カリキュラムを挙げてください。」
大屋さん
「『総合型・学校推薦型選抜特別指導』は受験に役立つ内容ばかりです。私は志望理由書の作成に大変苦労しました。しかし、塾生同士でお互いの書類を指摘し合うメンタリングを何回も続けるうちに、自分の書類も客観的に見ることができるように。自らも積極的に発言できるようになりました。」
安本さん
「特にタメになったと思えるのが、『IELTS5.5対策講座』です。英語が得意ではなかった私にとって、英語資格を使って大学受験するなんて考えられなかったのですが、IELTSに特化した対策を受けることで、目標スコアを達成できました。特に、筑波大学以外への出願に活かせたことが大きなポイントです。」
岩崎くん
「授業の中で印象に残っているのは、『総合型・学校推薦型選抜特別指導』です。5分間という限られた時間で、答えのない問題に回答するという難しい授業です。最初は人前で発表することに緊張し、うまく答えられなかったのですが、回を重ねるごとに瞬発的な発想力が鍛えられ、自分の意見を堂々と言えるようになりました。さらに、いろんな人の意見を見聞きすることで多角的な視点が身についたことも、受験につながったと思います。」
☝🏻それぞれの講座が単なる知識の習得にとどまらず、思考力や表現力、実践的な対応力を育てる場になっていたことが伝わってきます!
大屋さん
「みんながライバル!という雰囲気の他塾と違い、仲間と悩みを共有できる、とてもアットホームな雰囲気で満ちているところです。私は、探究活動をどう志望理由書に落とし込むか非常に苦労した経験があり、受験の勝負時期である高3の夏休み以降は、塾に来るのも辛くなってしまったほどです。 そんな不安定な私を支えてくださった校舎長やスタッフ、担任助手。そして、自信を失った私に『あきらめなくて大丈夫!』と声をかけてくれた塾生たち。これらの後押しがなければ、私は探究活動を続けることができなかったと思います。」
安本さん
「自分が本当に興味のあることを学び、その学問を深めていける点にとても魅力を感じます。カリキュラムの豊富さだけでなく、担任助手との距離の近さも大きなポイントです。どんな些細なことでも気軽に質問でき、合格につなげてくれた存在だと思っています。」
岩崎くん
「スタッフのみなさんが親身に話してくれるところです。提出書類や自分の考えを気軽にシェアすることで、自分の考えを整理することができました。私はもともと社会学を専攻しようと考えていたのですが、スタッフの方と相談している中で、『岩崎君は社会学に興味があるというよりも、ものごとを深く考えること自体が向いているのかもしれないね』という意見をいただいたのです。それがきっかけで、筑波大学で哲学を専攻するという『本当に自分がやりたい学問』が見つかりました。」
☝🏻早稲田塾が単なる受験指導の場ではなく、生徒一人ひとりの悩みに寄り添いながら支えてくれる環境であることが伝わってきます!また、筑波大学に合格した先輩方でも書類作成や探究活動で紆余曲折を経ていたことが驚きですね。
Q「最後に今後の展望について教えて下さい。」
大屋さん
「大学では言語学を究め、将来は選択肢のひとつとして、ユネスコのような国際機関で消滅危機にある言語の保護活動に携わりたいです。言語はその土地に人々が生きた証だと思うので、その歴史が消えてしまわないよう保存や継承の取り組みに全力で向き合いたいと考えています。」
安本さん
「若者が無意識に使う『え、待って』や『でも』のような言葉を日本語の文法的な観点から研究し、その特徴や変遷を明らかにしていきたいです。そして大学院に進学し、日本語の研究者になって書籍を出版し、『日本語ってこんなに面白いんだよ』『日本語の変遷ってこういう風になってるんだよ』ということをより多くの人に伝えたいと思っています。」
岩崎くん
「私の探究テーマは、「労働」という概念について、マックス・ウェーバーを軸としてさまざまな哲学者の考えを比較し、現代の労働について再考することです。今の世界はAIの登場など複雑な状況にあり、人間にとっての労働の意義が改めて疑われつつある状況。過去の哲学者の思想を比較研究することで、現代の労働の持つ意味を解明することが、私の課題と考えています。また、将来の夢として掲げているのは『深い思考ができる人間になること』。哲学を学ぶことで、表面的な理解で満足することなく、多角的な思考でものごとの本質を理解できるようになりたいです。」
☝🏻興味関心を突き詰めていくその姿勢から、学びへの真剣な姿と、早稲田塾での経験がその土台となっていることがうかがえます!
いかがだったでしょうか?
ぜひ今回のインタビューを参考に「自分らしい進路選択」への一歩を踏み出してみて下さい。
他にも色々な先輩方がインタビューに答えてくれました。詳しくはコチラから!
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