横浜校レポート

【研究テーマに悩んでいる方必見!】私の研究テーマ変遷~疋田美愛編~

こんにちは!

早稲田塾横浜校担任助手の疋田美愛(法政大学キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科1年・神奈川県立横須賀大津高等学校卒・早稲田塾46期生)です。

今回は、私が法政大学キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科の受験に至るまでの研究テーマ変遷をお届けします✉


私は「労働環境におけるソーシャルサポートに基づいたキャリア支援」というテーマで受験を行い、合格をいただきました!

以下の3点を意識して研究テーマにたどり着くことができました。その変遷をご覧いただけたらと思います


1.大人のいじめ

私は自身がいじめを受けた経験から、「いじめ」について調べ始めました。

いじめの定義づけの難しさや、なぜいじめは起きるのか、いじめの年代別の件数についてなど探究を進めていく内に、いじめは子供だけでなく大人も同じ程度の件数が報告されていました。

なんとなく大人の方がいじめは少ないのかなと考えていたため、この現状にとても驚きました、、。

大人のいじめが起こる場所は労働環境」で、そこで起きたいじめ、排斥に問題意識を抱くようになりました。

いじめの現状について調べ、職場の退職理由は定年や個人的理由を除けば「職場の人間関係」が最も高く、労働者のストレス要因の約3分の1を占めていることが分かりました。

ここから、より働きやすい労働環境の実現には「人間関係の改善」が不可欠であると考えるようになりました!


2.人間関係の重要性

私は2つの経験から人間関係を意識するようになりました。


1つ目は生徒会副会長の経験です!

組織の運営に従事した経験から、動きやすく過ごしやすい組織の雰囲気をつくるように努めていました。

そのために組織の人間関係を把握し、組織の中で悩む個人をフォローすることが重要であると考えるようになりました。


2つ目は能登半島の災害支援ボランティアの経験です!

私が向かった地域は、家屋が地震で潰れたりゆがんだりと住むことができない状態でした。

そんな辛い環境の中で、仮設住宅は地域関係なく入居します。近くの仮設住宅に住む人たち同士で行われたワークショップで不安を共有し合ったり、復興に向けて前向きな気持ちを作り出していました!

また、リモートワークで何とか仕事をできているという方もいました。職場の人間関係が良い状態でないと、柔軟な働き方を希望する事も難しいです。

この背景から、ワークライフバランスへの興味も抱くようになりました!


3.ソーシャルサポート

労働環境における人間関係の改善、労働者のサポートには「ソーシャルサポート」が必要だと考えました!

ストレスを緩和する効果の観念から人と人との支え合いに着目した概念で、人と人との間で行われる有形無形の支援のことを言います

これが労働環境にあると、労働者のストレッサーをなくし、働きやすくなるといわれています!


大学では、経営学・経済学や社会学、時には教育学からなど横断的な学びを通して、労働者のキャリアについて学んでいます!!


【最後に.....】

当時私は、自分の興味のある分野が分かりませんでした。様々な分野に興味があり、研究領域を絞ることが難しかったです。

そんな場合は無理に絞ることなく、横断的な学びができる大学学部を見つけましょう!

研究テーマを何にするか分からない場合は、とりあえず調べてみる!!これをすぐ行うようにしていました。

困ったときは早稲田塾の皆さんや友達、学校の先生や家族、全員に尋ねました。

興味あるテーマをいろいろな学問領域で見てみることを意識することで、本当に自分が好きなテーマを見つけることが出来るはずです!

最後まであきらめないことが何よりも大切です!!!




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