町田校レポート
【担任助手の活動紹介】VR学会で作品の展示をしてきました!
公開日:2025年10月09日
早稲田塾町田校担任助手の磯本惣太郎
(東京農工大学知能情報システム工学科3年・工学院大学附属高校卒) です。
今回は、夏休みにVR学会内で開催された学生VR作品コンテスト 「IVRC(International collegiate Virtual Reality Contest)」 に参加してきたので、
その内容をご紹介します!
IVRCは1993年から続く「学生による、学生のための」バーチャルリアリティの大会で、毎年VR学会内で開催されています。
私たちのチームは
高齢化による嚥下障害や肥満や拒食症など生活習慣の変化に起因する食の問題などの課題に対し、解決策の一つとして考えられているVRを使った食感再現技術に注目しました。
従来の食感再現技術では、食品ごとの詳細なデータ収集が必要で、再現できる対象が限られてしまうという問題を、生成AIを活用して任意の食品の視覚・聴覚・触覚データを自動生成し、データ制約を克服する汎用的な仮想食体験システム の構築を目指したプロジェクト
〜なんでも食感生成〜VR レストラン「Yummyverse(ヤミバース)」←クリックすると実際の展示動画がみれます!
を展示しました。
学会という、自分の好きな分野の専門家が集まる場で多くの方に体験していただき、技術的なアドバイスやコメントを直接いただけたことは非常に貴重な経験でした。
他の学生展示を体験して製作者と語り合う時間も刺激的で、とても有意義な時間になりました。
そしてコンテストの結果、決勝である「LEAP Stage」への進出 が決まりました!
このLEAP Stageは、10月25日・26日に開催される科学イベント「サイエンスアゴラ2025」 内で一般公開され、どなたでも体験可能です。 ぜひ会場で「Yummyverse」を体験してみてください!